昨日分です。
昨日は天気も良かったので、首都圏をうろうろしてきました。まずは田端運転所へ。
※入換 EF65 1103+DE10 1604 田端~尾久
到着するとちょうどEF65 1103とDE10 1604の入換中でした。EF65 1103は20日発の磯子工臨(砕石)を牽引、DE10 1604は18日発の銚子工臨(砕石)を牽引しています。チキ工臨が消えた今、旅客機の活躍の場はバラスト輸送がメインになりつつあります。
留置中のキヤの編成を確認して、次は尾久車両センターへ。
こちらでは疎開中の185系OM08編成の姿を見ることができました。あまぎ色だった頃が懐かしいです。
ここでも留置中のキヤの編成を確認して、〆に越中島貨物駅へ。
まずは貨車置き場の方から。レールを積んだキヤが2本留置されていたのですが…、
車番を見てびっくり。なんとST-11+ST-12編成でした(この写真だとよくわかりませんが…)。
8月27日発の深谷工臨に充当されて以降運用に入っていなかったST-11+ST-12編成。深谷でレールを降ろさず、しばらく高崎に留置されていたところまではわかっているのですが、どうやら知らないうちに東京に戻ってきていたようです。
積込線にはLT-1編成の姿もありました。
続いて積卸作業場。4本のキヤが留置されていました。
一番手前に量産先行車のST-1編成、
その隣にST-20編成、
奥にはST-8編成とST-9編成が連結して留置されていました。ST-20編成はこの日の午前便、ST-1・ST-8・ST-9編成は午後便でそれぞれ越中島貨物駅に送り込まれています。
で、しばらく積卸作業場を眺めていると…、
……!!!
ST-1編成に搭載されているレール積下装置が動き始めました。
キヤE195-1001側のレール積下装置も同様に動き始め…、
レール積下装置の展開が完了しました。これぞまさにキヤE195系ST-1編成最終形態、まるで変形ロボットのようです。
普段折り畳まれている部分が山越器で言うところの支持脚、ぐるりと90°こちら側に向いた部分が走行桁になるようで、チェーンブロックが走行桁を行ったり来たりしてレールの積卸しを行うという仕組みになっています。正直折り畳まれた状態を見ただけではどうやって使うのかピンと来ていなかったのですが、これで納得しました。
運用開始前からずっと気になっていたこのレール積下装置。いつか稼働しているところを見てみたいと思っていたのですが、まさか越中島貨物駅で見ることができるとは…。あとは実際にレールを吊っているところを見られれば最高ですね。
…、なんて感動していると聞き慣れた汽笛が聞こえまして…、
工7232D(入換) 深谷工臨 キヤE195系ST-19編成 越中島貨物
レール積下装置の動作試験を横目にST-19編成が発車していきました。ST-1編成の留置場所がよかったのか、見事に並んでくれました。
しばらくすると反対側のレール積下装置も動き始めました。
現場での山越器を設置する手間が省けるのでこれはもう世紀の大革命だと思っていたのですが、量産車には普及していないところを見ると素人にはわからない問題があるのかもしれませんね…。
今のところは東京支社と大宮支社、そして八王子支社の工臨にのみ使用されているST-1編成。今後の動向に注目していきたいところです。
そうこうしているうちに日がだいぶ傾いてきたので、ここらで撤収。
久々にキヤ漬けの1日になりました。
以上です。