2021/10/10 ながと鉄道まつり 返却回送入れ替え作業編 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

 

「山陽本線開業120周年記念列車」の記憶が新しいところですが,当ブログでは前週の「ながと鉄道まつり」の記事が完結していません.全ての関係者が帰宅するまでがイベントです,ということで,筆者は入れ替え作業の見学をすることにしました.電気機関車であるEF65は当然長門市駅には自力では走行できないため,DD51に牽引されて下関へ返却されます.

まずは長門市駅西の自由連絡通路へ向かいます.回送に向けた点検のためか,DD51はカバーが一部開いています.

点検が終了したようで,まずはDD51とEF65を連結します.

長門市駅では,美祢線と山陰本線の列車が同時に発車するシーンが1日に複数回見ることができます.

そして長門市駅の広大な側線を通って東側に向かいます.

わかりづらいですが中線にセッティングされました.ここで長門市駅へ「入場」します,

この時間帯は1〜3番のりばの全てに列車が発着するという賑やかな光景が展開されました.まるで国鉄時代のようです.

DD51は切り離されて東側に向かいます.

そして2番のりばを通過して機回しします.

反対側にDD51がやってきました.そして連結されます.

DD51のヘッドマークがEF65に光る珍しい光景です.

これにて準備は完了です.

実際の回送は日没後に行われました.

 

機関車の機回しが見学できる機会は意外と少なく,この日の長門市駅には鉄道ファンが相当集まっていました.決して立ち入り禁止エリアに入ることなく,仕事の邪魔にならないよう安全に記録を行いたいものです.一人一人の心がけが文化,ひいては鉄道路線を守ります.

 

当日は大変お世話になりました.ありがとうございました.