乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3597+3598 利府&岩切(2021.9.11)

18きっぷは前日までだったので、この日はICカードを使っての移動。仙石線の蛇田から仙石東北ラインの快速で塩釜まで乗り、宮城県内で最後に残った未乗区間をめざします。その区間東北本線の支線、利府線東北本線の重複区間*1のうち、山側を走った通称「山線」が廃止されるところ、一部区間が存続・・・それが岩切~利府の4.2kmです。

仙石東北ラインの列車でそのまま岩切まで乗れば、岩切~利府を往復*2する形で完乗できた訳ですが、フリーきっぷがない時は他の交通手段を選択肢に加えやすくなるため、塩釜から宮城交通のバスで利府に向かうことにしました。

塩釜駅前を10:50に出て、利府駅前には11:09の到着。途中、渋滞区間があったもののきちんと定刻通りに着き、感服しました。当初の予定では利府を11:35に出る列車に乗ることにしていたため、駅周辺で過ごす時間はそれなりにあった訳ですが、駅に入るとすでに列車が待機していたので急展開になります。

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利府駅外観

事前の調べが行き届いていなかったのですが、この日は「大型商業施設へのお出かけに便利な臨時列車」の運転日。夏の臨時列車の一環で、土日祝に利府~岩切5往復分の臨時快速が設定されていて、その最初の快速が停まっていたのでした。

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岩切行き臨時快速(利府11:12発)。バス到着が時間通りだったことで乗れた列車です。

かくして11:12発の快速に急遽乗ることに。宮城県内の未乗区間クリアに向けた記念すべき一本は、あわただしい中での乗車となりました。

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利府駅改札内。発車時にドア脇から撮った記念の一枚。

快速のため、中間駅の新利府は通過。普通列車だと6分なのに対し、この時の快速は4分で岩切に着きました。予定よりも早い動き方になったので、岩切11:16着-21発で仙台に行ける見込みが立った訳ですが、そう易々とは行かないのがこの手の旅。その仙台行き普通列車、5分ほど遅れているとのことで、着いてみれば(案の定)乗客多数という状態でした。利府線の列車も11:23発のところ仙台行きからの乗り換え待ちで5分遅れての発車。ここはゆっくり構え、その利府行き*3を見送り、仙台にはもともと予定していた11:46発で行くことにしました。岩切駅での滞在時間が長くなったのは、県内完乗の余韻に浸るためと考え、一旦改札の外へ。きっぷ運賃表を眺め、利府までの線を確認するなどしました。

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岩切駅ホーム。1番線は利府線発着用。
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岩切駅発車標。11:21発の仙台行きに間に合ったものの乗車は見送り... 11:23発の利府行きは5分遅れに。
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きっぷ運賃表。岩切から利府、塩釜はともに190円(IC運賃は189円)、仙台は200円(同199円)。
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岩切駅構内。ホームは2面4線で、側線もあるため全体的に広め。東北新幹線の高架が交差する立地です。3番線を貨物列車が通過するタイミングで、利府発の普通列車が入線。1~2分遅れでした。

次の仙台行き(仙石東北ライン快速)は、時刻表通り11:45着-46発でひと安心。仙台にも遅延なく着きました。

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仙台行き(仙石東北ライン快速)列車

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*1:「山線」(岩切~利府~品井沼)がかつての東北本線のルート。1944年に今の海側のルート「海線」が開通し、路線が重複することになりました。「山線」はその後、1962年に利府~品井沼が廃止。

*2:蛇田10:01発→岩切10:50着-59発→利府11:05着-35発→岩切11:41着・・・

*3:利府到着後、折り返しで11:35発になる列車です。5分遅れたことで、利府には11:28着が11:33着に。11:12発に乗っていなかったら、利府で冷や汗をかいていたと思います。