『藍・よしのがわトロッコ』で秋の風を感じた後
【阿波池田駅】から南風9号に乗車し
【大歩危駅】へ向かいます。
相席を気にしなければ座れたが
20分足らずの乗車なので最後尾の
デッキで立つことにした。
背面展望
運転席には
コト→オケ 39D 千企 森田
と書かれた社内便のクーラーBOX
コト(琴平)→オケ(大歩危)列車番号39D
千企(千年ものがたり企画室)
クーラーBOXに入っていることから
千年ものがたりの車内メニューの何か
という訳で『千年ものがたり』の待つ【大歩危駅】
乗車まで30分程あるので少しだけ写真を撮る。
本日の乗車は 3号車「秋彩の章」
色づく紅葉をイメージした車体はこれからの
時期にピッタリですが
山の木々はまだまだ青葉です。
岡山行き南風16号を見送り
高知行き普通列車を待ってから
いつもと変わらぬ賑やかなお見送りをうけ
【大歩危駅】を出発。
『千年ものがたり』~しあわせの郷紀行~は
出発してすぐに[大歩危峡]の絶景が続きます。
そして、沿線施設からのお見送りもあるので
[第2吉野川橋りょう]を越えひと段落した頃に
食事の準備が始まります。
10月から食事メニューが変わったので
今回は食事付の乗車。
季節ごとに替わる料理も楽しみの一つ。
ビールを飲みながら
秋晴れに、穏やかな吉野川の流れと
雄大な渓谷美を眺めていると
料理が運ばれてきました。
【味匠 藤本】 秋高馬肥 秋の遊山
コンセプトは
天高く馬肥ゆる秋という意味のようです。
ちょっと雲が多く「天高く」とはいかない空模様
無風の川面にきれいに山が映りこんでます。
そして妖怪狸の郷【阿波川口駅】で
記念撮影と地元物産の販売。
今回の撮影は“記念ボード”持ちの大役を
物産販売で、ゆずジュレと祖谷茶を購入。
ゆずジュレは会社への土産。
なんか、渡した人が家に持ち帰ったらしく
「うち子供2人いるんで取り合いになって半分づつしました」と
翌日言われたが、それは圧か?一家分買って来いという圧か?
食事が終わった頃に【阿波池田駅】到着
駅員さんと清掃スタッフの方が笑顔でお出迎え
この駅で、上り下り両方の特急南風を待つので
その間にホームで記念写真を撮ったりできます。
10分程の停車時間があるので
俺はちょっと喫煙タイム
ここでいっぷくしておくと次の【坪尻駅】で
ゆっくり駅探検をできます。
『千年ものがたり』の発車時間には
駅のスタッフの方だけでなく隣接の公園からも
地元の方が手を振ってお見送り。
そして車内では料理を申し込んであった乗客へ
食後のコーヒーとデザートが届きます。
和菓子の方は写真を撮った後お持ち帰り。
消費期限は翌日ですが、この後の大移動に備えキープです。
ゆったり、食後のコーヒーを味わってると
[吉野川橋りょう]を渡り阿波池田の町並みの
対岸へ進んでゆきます。
橋の下からは~しあわせの郷紀行~の
料理を作ってくれた【味匠 藤本】の皆さんが
お見送りをしてくれます。
『千年ものがたり』は急こう配を解消するため
大きくヘアピンカーブを描き池田の町並みを
一望しながら徳島/香川の県境を目指します。
そして山間にひっそりとたたずむ秘境駅
【坪尻駅】に到着。
皆さんそれぞれ記念撮影をしています。
俺は駅の回りを散策して「小さい秋」探し。
まぁ、まだちょっと早いですね。
山間の秘境駅に発車を知らせるハンドベルの音
【坪尻駅】をスイッチバックで出発。
~しあわせの郷紀行~では先頭車になる
3号車「秋彩の章」 で運転手さんを拍手で迎え
『千年ものがたり』は先に進み
県境のトンネル[猪鼻トンネル]を抜けて
香川県に入ります。
次の【讃岐財田駅】では下車せず
車内でまったり過ごしました。
居心地の良い『千年ものがたり』の旅も
【琴平駅】に近づくとそろそろ終わりです。
駅では駅員さんのほか千年ものがたりスタッフと
いつも手書きの歓迎ボードでお出迎えしてくれる
親子に混じって・・・
50おやじの遊び三昧さんがお出迎え
ひとまず専用ラウンジ『大樹』へ向かい
予約料理についているフェアウエルサービスの
アイスを頂き、購入した【阿波川口駅】での
フォトフレームの引き換えをする。
この【琴平駅】は『千年ものがたり』の
事実上の終点でもあり、ここで下車する人も
それなりに居ます。
この駅で岡山行き南風20号に乗り継げるので本州方面へ
急ぐならここで乗り変えれば17:41分に岡山に着きます
俺はこの至福の空間に1分でも長く居たいので
心温まるお見送りをうけて
真の終点【多度津駅】まで乗車です。
途中の【善通寺駅】でも観光協会の方が
子供たちと一緒に旗振りでお見送り。
『千年ものがたり』は急カーブを曲がり予讃線と
合流し【多度津駅】に向かいます。
駅職員さんが留置線からお出迎え。
そして、旧連絡橋と登録有形文化財に指定の
蒸気機関車の給水塔が見えるとゆっくりと
ホームに入線、グランドフィナーレです。
降車時のアテンダントさんからお礼の言葉。
いつもは、旅の時間が終った寂しさと名残惜しい
気持ちに包まれるのだが今回はそれは無い。
何故なら次回分の乗車が決まっているから
なので「月末にまた来ます」と応え番線へ
今日はこの後宇和島まで大移動。つか、いつもか?w
特急 しおかぜ/いしづち19号 17:25 松山 で
【松山駅】へと向かいます。
そろそろ廃車も始まった8000系
室内はくたびれて来てますが
走行時の車体剛性は8600系よりあるような
多度津から約2時間【松山駅】に到着。
10分ちょっとの乗り換えインターバルで
そして、ここから【宇和島駅】を目指します。
この日のラストを飾るのは
2000系 特急 宇和海27号 19:36 宇和島
ここから約1時間半
この第一世代制御式振り子気動車の
エキサイティングな走りを堪能。
本日の宿泊地【宇和島駅】に到着。
明日の朝に備え駅ビル内の
JRホテルクレメント宇和島に宿泊。
明日はしまんトロッコ2号の乗車日
そして駅では
次回は新たに2種のラッピング車両が
お目見えした〈予土線〉のお祭りが開催される
朝の【宇和島駅】からスタートです。