緊急事態宣言も明けたばかりの秋晴れの日。
久しぶりに乗り鉄して来ました。
この日スチーム号はC62+12系との事で興味津々だったのですが
さらにヘッドマークが付くとの情報を友人から頂き決断しました。
特別企画として12系2両がスチーム号へ充当、
5日間の最終日、最終列車に乗車しました。
急行サボと青森の方向幕。
さらにニセコまで付いていて、気分は盛り上がります。
スハフ12 155
オハとスハフ2両のうち、迷わずスハフ12をチョイスしました。
車内の様子は昭和気分を盛り上げるためセピア調で、笑
国鉄時代と殆ど変わらぬ車内。。。
もちろん床下のディーゼル発電機が心地よく響いてます。
夜行列車だと、これがネックになるんですが、苦笑
12系客車は昭和の時代に何度もお世話になりました。
走馬灯のように、当時のシーンが蘇ってきます。
やはり一番の思い出は、小6修学旅行で乗った団臨です。
神戸駅1番線から12両編成の12系に乗車しました。
神戸からEF58牽引、草津線経由で鳥羽まではDD51牽引。
長い道程に感じましたが、その時の車窓はよく覚えています。
途中、向日町操車場や梅小路の光景も目に入りましたが
どちらも今は当時の面影が残っていませんね。
40年前の事なので当たり前と言えば当たり前ですが。
久しぶりに腰掛ける12系の座席は意外と快適です。
こんなシートピッチも広かったのかと感心しました、笑
子供の頃、帰省(長野)で夜行ちくまも乗りました。
当時の編成がEF64+20系+12系です。
もちろん寝台車など、贅沢は許されず
12系の直角シートで家族4人夜を明かしました。
大阪駅11番線で3時間ほど新聞紙を敷いて列車を待ち
何とかボックスを確保した時の喜びを覚えています。
しかし、いざ直角シートで寝るとなると結構大変でした。
列車が減速するたびに頭がずれて目が覚めます。
しまいには妹が横になりたいと言い出す始末で、
仕方なく私が床に新聞紙を敷いて寝ることにしました。
スチーム号乗車後は転車台にのるシーンを見届けました。
京都鉄道博物館にて
慌ただしく1時間半ばかりの滞在でしたが
久しぶりに鉄分の濃いひとときでした。