皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。
昨晩は、届いたばかりのTomix製新製品のキハ56・27 200番台のレビューを行っていました。
↑昨夜のレビュー記事です。
今回は新機構が多く、また両数も多かったのでレビューだけで終わってしまいました。昨夜から今日にかけて続けて整備を行いましたのでご紹介したいと思います。
まずは単品の物を含めて付属パーツを全て出します。
↑一番初めに手にしたキハ27単品ですが、何やら違和感を感じ…
↑本来は「タイフォン&種別幕」、「ジャンパパーツとアンテナ」、「床下関係」の3つのパーツ袋が入っている筈なのですが、なぜか「タイフォン&種別幕」が2つ入っており「ジャンパパーツとアンテナ」が入っていませんでした…。多分入れ間違えたのでしょうね。今回目玉のジャンパパーツが入っていないのが痛いですが、「IMON」さんで購入した分なのか「ヨドバシ」で購入した分なのか分からなくなってしまっていたので、諦めることにします…。まぁジャンパパーツはKATOのAssyパーツでも代用できるかな。
↑なんとまぁ大量です。これ、袋を開封だけでも一苦労…
↑袋から出して種類別に分けました。この時点で昨夜は力尽きました…。
さて今日は気を取り直して続きです。
↑単品には列車無線アンテナが入っており、穴あけ用の治具が同封されていますが、1個あれば十分ですしウチには既に大量にありますので不要ですね…。
↑列車無線アンテナです。昔からの金型のパーツです。これもウチに大量に余り在庫があるなぁ・・・。
↑幌も従来のHG初期からのものと同じです。気動車は基本的に片側にしか幌を付けないので溜まる一方です。
↑今回の目玉となるジャンパパーツです。冷房・非冷房車兼用の制御用KE53の他、冷房用のKE8・KE53Cも付いています。またそれぞれ1つずつ予備もあるようです。KE53は基本的に片側のみ(幌の付くのみ)にのみケーブルが付きますので、これも余るのでしょうね。従来品に取り付けるのに丁度良さそうです。今回キハ56と27で27両あり、1両は付属パーツが欠損していたのですが26個パーツがあるので52両分の冷房用ジャンパケーブルが入手できたことになります。
↑タイフォンパーツです。キハ58系は色々な形状のタイフォンがありましたが、今回同封のものはキハ40系やキハ45系のものと同じなので使わないものが多いです。(キハ40系用の小さいタイフォンは使いません) 今後キハ58系の新潟竹槍や金沢傘、東北の回転式等への展開を期待したいです。
↑種別幕は、セットのものは「急行・快速・普通・特急」、単品は「急行・快速・普通・臨時」でした。大半は「急行」になりそうですね。
↑排障器は従来と同じパーツです。あと汚物処理装置(トイレタンク)が同封されたのがポイントですね。グリーン帯付きの1970年代を再現するには不要なので、他車に転用できそうです。
基本的に付属パーツ取付は要領が説明書に書いてあり、また他形式で採用されているものもあり特に難しいものではありませんので、軽く流すことにします。
さて、ではまず整備の簡単なキロ26から施工してゆきます。
↑キロ26は特急「北斗」代走時に青函連絡船アンテナを取り付けられましたが、同パーツもしっかり同封されています。まずはこれを取り付けます。
↑裏にはアンテナ穴あけ用のガイドがありますので、説明書に従いφ1.0mmのピンバイスで穴を開けます。
↑穴あけ後車体を組み上げました。この状態でアンテナを付けるようにします。
↑アンテナ取付完了です。ちょっと緩かったので少量のゴム系接着剤を付けて挿して終わりです。
↑青函連絡船アンテナ付きのキロ26 200を完成品の模型で再現できるなんて、すごい時代になったものです。
さて、続いてキハの整備です。排障器や種別幕の取付は従来品と同じなので割愛し、タイフォンからご紹介します。
↑今回からタイフォンパーツが別パーツになりました。ただしキハ56・27に限ってみればシャッター付きタイフォン以外に選択肢はありませんので、手間が増えただけという見方も…(汗)
パーツは「シャッター付き・大」という「A」というパーツを使用します。左右に気を付けながら嵌めるのみです。
↑1ランナーで2つずつ予備が入っているので、無くさなければ1ランナーで2両分取り付け出来ます。すると必然的に余りが出ます。勿体ないので保管するようにしていますが…。
↑キハ40系や45系のものも基本的に余ってきます。キハ40系はカラーリングにより成形色が異なるものがどんどん溜まってゆきます…。再利用することはあるのかな!?
ここまでくると、残りのメインはジャンパパーツですね。
↑さて、次の関門はジャンパパーツです。しかしこれが悩みどころです。。。
気動車の場合、制御用ジャンパケーブルが付く面が、幌付きになるため幌とセットになります。しかし幌を付ける前に正面ナンバーのインレタを入れた方が効率が良いので、本来は車番と編成と車両の向きを決めてからこれらを取り付けた方が良いのですが…。両数が多すぎて完全にノーアイデア状態です…。
まぁこうなったらテキトーに付番して付けましょうか(汗)
↑〆はジャンパパーツですね。ランナーの一番左側のKE53パーツを使います。
しかし、結構小さいですね。試しにKATO製のパーツと比較してみましょう。
↑左がKATOの国鉄気動車・制御用ジャンパパーツです。右がTomix製でランナーの最も左のパーツが制御用ジャンパパーツです。Tomix製はケーブルが小振りに丸くなっているだけですが、KATO製のケーブルは下に垂れた形状になっています。雰囲気からするとKATO製の方がイメージに合っていますが…。
↑Tomix製のジャンパケーブルを切り出して取り付けようとしたところ、早速1本無くしてしまいました。初めてのパーツは、ピンセットでの掴みどころを把握していないので、変な力がかかると「ピーン」と弾いてどこかに飛んで行ってしまいます…(泣) 気を取り直して予備を使いました…。
↑取り付けました。うーん、こんなにケーブル短かったっけ?? ちょっとイメージと違う気がします。
↑試しにTNの首振りを確認しました。写真くらいのところでジャンパケーブルとカプラーが干渉しますが、ウチではR315が最小なのでこれくらいだったら大丈夫そうです。
↑ジャンパケーブルを黒く塗りました。なんかケーブルが短すぎるので黒くすると全然目立たないですね。
↑試しに別の1両にKATO製のジャンパケーブルを付けてみます。
↑取付穴が若干小さいので、0.6mmのピンバイスで少し拡げて取り付けました。こっちの方がしっくり来るような…。
↑左のKATO製ジャンパケーブルの方が好みですね。
さて次は細かい店を弄ってみます。
↑今回のTNは従来のキハ58系と同じくJC6356が付いていますので、冷房用のKE8やKE53Cが付いています。キハ56には必要無いので、切除してみます。
↑そのままだと施工しずらいので、TNをバラしてから赤丸の不要なジャンパ栓を切除します。
↑このとおり。ただしカッターで勢いよく切ると必要なジャンパ栓まで切り離されてしまいますので、慎重な作業が必要です…。結構面倒です。
↑TNを元通りに組み立てました。またジャンパ栓の蓋をグレーで塗っておきました。
↑KATO製ジャンパパーツを付けた方に、冷房用ジャンパ栓を切除したTNを付けてみました。しかし言われないと絶対気づかないですよね…。
さて、幌は付けてしまったものの、これからインレタを貼ろうと思います。一旦幌は取り外しでしょうね。
↑単品に入っていたインレタです。
↑セットのインレタと合わせると、キハ56系200番台車の全車番が入れれるようです。
↑やはり奥のKATO製ジャンパパーツを付けた方がしっくりきますね。
↑いやはやカッコイイです!
ということで今回は整備の途中までをご紹介しました。試しにジャンパパーツを付けましたがKATO製Assyパーツの方が良いのはちょっとイマイチでしたが、とてもカッコよいキハ56・27の200番台に満足しております。この調子で残りの車両も整備しなければ、ですね。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!