こんにちは。
今日はNゲージ鉄道模型、KATOの3075-1 ED75 1000前期形を再び弄ります。例により?細か~い背景があります...(笑)。
対象はED75 1015とED75 1001の2両です。1015号機はKATO製では今まで無かった機番、側窓ユニットサッシになってるし...。
元々は1009と1001でした。サイズがほぼ合ったのでTOMIXのナンバープレートをそのまま付けていた機番です。
しかし、何かプレートの収まりが悪い感じ と以下前面窓非デフロスタ化の記事で書いていました↓。
そこでナンバープレートをKATO純正のものにしますが、これら機番の収載が無いのでインレタを使って表現することにしました。
KATO3075-1プレートの余りをペーパーで擦って製品の機番を削り落とし、赤2号の筆塗り塗装をしたのが写真左、これを右側の転写用治具=廃車になったKATO旧製品ボディーから切り出したもの にはめ込んでインレタ転写です。ちょくちょく改番をやって酷使が祟ったのか、遂に矢印部分にヒビが入りました😅。もう暫くは使えると思いますが..(汗)。
インレタはレボリューションファクトリーのNo.696です。写真は1037号機の改番に使った時、新品に近いものですが現在は色々な機番を転写で切り刻み、既にボロボロ状態です。でもまだ使える..一部数字のスリカエ転写で1001、1015号機のナンバープレートを作りました。
冒頭の写真はインレタ化プレートへ交換済み、1001号機は機番を変えずにインレタ化した初めてのケースかも...(笑)。
改番した1015号機です。ナンバープレートの両端カットではなくボディーにはめ込む突起の所をカットする仕様、切り損ないの寸法合わずに苦労することなく、ボディーと面一になるのがKATO製の良い所と思います。1009号機は日立、1015号機は東芝製なのでメーカーズプレートも余っていた”東芝”に取り換えています。
ここで思い出したのが、1015号機の実車はユニットサッシ窓..だったんですよねー(汗)。
パーツが無かったのでユニットサッシ化ってずっとやっていなかったんですが、今はコレ(写真下)があります。TOMIXのKATO動力化で余剰になったED79(KATO)の側面ガラスパーツです。両端のユニットサッシ窓部分が使えるでしょう。
一旦付けたナンバープレートなど、多くのパーツ類を外して作業開始です。2つに分かれていた原型側窓の真ん中をカットし、1つにします。ボディーに切込みを入れるので、だいぶ気を遣う作業になります。ナンバープレートはTOMIX製がほぼピタリサイズだったので接着剤を使っておらずラッキー、残った接着剤剥がしの手間がかかりませんでした。
2つの窓下縁が水平になるようカッターで削りを入れます。前面窓すぐ後ろ、矢印部分もちょっと削って、ラウンドコーナーから直角に整形します。これをやらないとユニットサッシパーツが入らない..気付かずに窓枠を大きくするよう削りを追加して行ってブカブカに..ダメだこりゃ になったのが上記リンク記事に書いた失敗例、ボディーを買い直したと思います(汗)。
上側も2窓間水平になる様に削ります。前面窓直後はラウンドコーナーのままでOKです。この水平削り作業が最も気を使います。手元が狂ってザックリ彫り込んだら即座にアウト ですから..
そこそこ上手く行って..まずまずの感じでED79のサッシ窓部がハマりました。削った部分に赤2号塗装を入れてED79のパーツから切り出したユニットサッシをはめ、流し込みタイプの接着剤で固定です。ユニットサッシ部を切り取ったガラスパーツも戻します。
左がもう7年ほど前に買って早々にユニットサッシ化したED75 1001、右が今回の1015号機です。微妙にユニットサッシ窓の寸法が違います。矢印の部分に隙間があるのに左の1001号機は無い..多分TOMIXのED75窓ガラスパーツを買って入れたんだと思います。TOMIXの方が収まりがイイ?ですが、余りのパーツはありませんでした。他に700番台;757,768,770号機もユニットサッシ化してますから、使い切ったのでしょう。KATOより窓部分の作りが薄いのでいくらか凹んで見えるという問題もあります。KATOにTOMIXをはめるんですから贅沢言えないですけどね。7年前施工の1001号機はいくらか削り過ぎの感がありますが、だいぶ前の施工、仕方ないでしょう。
そもそも何で苦労してユニットサッシの1015号機にするのよ?ですが..(笑)。
機番シリーズUpがまだなのですが、多くがあっという間にシロガマ化されたJR貨物のED75 1000番台にあって、2001年=最も遅くまで赤2号のオリジナルで活躍したP前期形が1004と1015だったからです。先日のコキコンシャッフルⅡ編成=1997年以降のコキ106入り を牽引させるのに、遅くまで赤で残ったこの2両にしたいなー と。1004号機は既に居るので1009→1015号機への改番になりました。毎度細かい話なんですけどね。
1004号機にも研磨タイプのデフロスタ撤去前面窓を入れました。ちょっとガラスが曇った感じ..この後もう少し透明度Upにトライする予定です。
早速1015+1004の重連でコキ50000系貨物列車を牽引です。1015は1001に続き2両目のユニットサッシ車、個性が付いたかなー。
24系寝台特急”ゆうづる”の牽引には基本1001と1014の重連が担当ですが、1014号機はデフロスタ有のまま残そうかと思います。1983年、最初で最後の撮影になった定期3重連1151レの先頭で来たのがデフロスタ付きの1014号機でしたから..。
ケーブル、エアホース表現が入る前でしたが、3重連の動画をUpしていました↓。
1001号機のナンバー、前よりいい感じになったんじゃないかなー。国鉄末期ごろには白文字ナンバー、デフロスタ無し、側面ユニットサッシの姿で”ゆうづる”を牽引しているのを雑誌で確認しています。残念ながら機会がありませんでしたが、自分も実車撮影したかったですねー。
最後までご覧いただきありがとうございました。