好天も今日までで、明日から天候が下り坂とのことゆえ、屋外作業を中心に行うことにしました。新快速色をJR東海色に塗替えますので、先に塗装剥離作業をしてしまいます。

 

IPA風呂には、先般登場のインスタントコーヒーの空きビン(→こちら)を使用します。京阪神緩行線に帰り咲くことになった大糸線のクハ68017(→こちら)もついでに混浴です。IPAが僅かに足りませんが、仕方ありません。内側にクッション材を残したままの蓋を閉めて、陽射しの当たるベランダに放置しておきました。

 

IPA風呂に入浴前の状態です。

 

IPA風呂に入浴後、垢すりした(歯ブラシで擦った)後の剥離状態です。

 

もう少し良く判るように配置を替えて、詳しく記述します。

毒性があって揮発性の高いIPAを吸い込むのを防止するため、風通しの良い屋外のベランダで作業を行いました。直射日光によりIPAはぬるま湯状態となり、投入後2時間半ほど経過した時点で1両づつ取り出しながら、歯ブラシにIPAを浸けながらボディを擦った結果、塗装はかなり剥離できました。これ以上の剥離を求めて、長時間の入浴をさせると素材がダメージを食らう恐れがあるため、この程度の剥離で良しとし、丁寧に水洗いしてからしっかり乾燥させておきます。最下段の車両だけ、剥離状態が良いように見えますが、中古で入手した時点で既に側面帯は剥離されており、元々IPAに浸けられた過去を持つようで、二度目の入浴となった結果と思われます。

 

IPA風呂に同時に浸かっていた鉄コレのクハ68017は、あまり代わり映えがしませんが、素材が水色樹脂であって、塗膜は完璧に剥離できました。

 

117系は先頭車を中心に加工を進めて行きます。(続く)

 

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