日本最大・10面9線の頭端式ホームを持つ、阪急のターミナル・大阪梅田駅。神戸線・宝塚線・京都線の車両が集まり、その景色は圧巻です。
ところで、梅田駅のホームから少し外を覗いてみると、何とも不思議な白い巨塔がそびえ立っています。いったいこれ、何なんでしょうか?
梅田駅の白い巨塔
少し前に阪急梅田駅に行った時に、改めて気になったのが、神戸線と宝塚線の間にある、この白い塔(白い塔が明確に見えるように、写真には若干の調整をかけてます。)。
私がまだ幼い時、毎週の様に父に連れられ、阪急に乗って梅田のWINSに行く時から見ていたのですが、「煙突みたいなのがあるなあ」くらいにしか考えてませんでした。
みんな大好き&人類の有象無象の集合知であるTwitterで検索をかけたところ、昔はもっと高さがあったみたいです。
こちらは9/24に撮った画像。
「ペンキでも塗るんでしょ」と思っていたから、高さが縮んでビックリです。あの足場でどうやって切り出した…('ω')? pic.twitter.com/EuSsgxGXVb
— もりぞぉ (@m0riz00) November 9, 2019
2019年9月ごろまでは白い塔が今よりも高かったみたいですね。
ちなみに、京都線と宝塚線の間にも台座みたいなものがあります。
この白い塔と台座みたいなもの、一体何なのでしょうか?
白い塔の下はどうなってる?
白い塔の下に行けば何かヒントが隠されているのでは?という安直な考えのもと、梅田駅を出て茶屋町方面に向かって歩いてみます。
高架の横から見るとこんな感じです。これは神戸線側から。
梅田駅ホームから見て裏側には、白い塔の上まで登れそうな手すりがあります。
こちらは京都線側から。
流石に台座みたいなものは見えません。
これは高架下の様子。
関西人ならお馴染みのジャンカラが見えますね。
…しかし、白い塔や台座に到達するような何かが見当たらず、どうなっているのかイマイチわかりません。これは困りました。
聞いてみた
そして、阪急電鉄の社史を見ても、梅田駅に関して記載があるのは、移設や複々線化についてのことが中心で、白い塔については特に記載がありませんでした(見落としていたら申し訳ない…)。
このままだと、気になって気になって、夜も8時間しか眠れません。困りました。
…というわけで、阪急電鉄様にお伺いを立てたところ、回答頂きました。
お問合せいただきました各建造物の場所は、線路下に阪急三番街の機械室が配置されており、神戸線側の円筒は冷暖房装置用の排気口、京都線側の円形状建造物は機械室の換気口となっております。
―阪急電鉄広報部様ご回答
つまり、神戸線と宝塚線の間にあるこれが冷暖房装置用の排気口。
そして、京都線と宝塚線の間にある、塔の台座みたいなものが、機械室の換気口。
ということみたいです。
そう言えば、高架下の通りに、エアコンの室外機が大量にありました。
写真ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、柵の向こう側に大量の室外機があります。
そして機械室も。
この機械室から、京都線と宝塚線の間にある、台座みたいな物体(換気口)に繋がっているみたいです。
編集後記
というわけで、
- 神戸線と宝塚線の間にある白い塔…冷暖房装置用の排気口
- 京都線と宝塚線の間にある台座…機械室の換気口
でした😺
阪急電鉄様、ご協力頂きましてありがとうございました😺ペコリ
ところで、山崎豊子さんの『白い巨塔』は、2003年放送版で西田敏行さんが札束を積んでるシーンが好きです😺💴
梅田にある、あの白い塔と台座みたいなものは何ですか?😺オシエテ