行っててよかった駅 名松線・伊勢川口駅 三重の駅をぐるり22 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

この時間は、JRを中心に三重県の駅をご紹介しています、現在は名松線の駅を各駅下車中です。

撮影は、平成10年代のものが多くあります。現在の状況とは変わっていることがありますので、参考にする際はご注意ください。

また、当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。

では,最後までごゆっくり!

 

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本日やってきたのは伊勢川口駅です。
現在は県庁所在地の津市にある駅ですが、津市の市街地からは遠くはなれており、平成18年までは一志郡白山町という町にある駅でした。
近鉄大阪線の東青山駅や榊原温泉口駅も、この町にある駅でした。

構内です。
松阪方面をみたところです。
棒線駅ですが構内は以外と広いです。
右側にはかつて貨物用だったと思われる保線用の側線が残り、構内左手には交換設備があったであろう細長い草地が残っています。
また松阪から伊勢大井駅までには見ることができなかった木造駅舎の姿もあります。

ホームから見た木造駅舎です。
途中駅なのにこんな大きな駅舎がある理由は、開業当初は、ここから久居まで中勢鉄道という鉄道路線が分岐していたからなのです。

中勢鉄道は、この伊勢川口駅から近鉄の久居駅、JRの阿漕駅さらには津市の伊勢湾に注ぐ岩田川河口付近までを結んでいた路線です。
なぜ、この伊勢川口駅から分岐していた理由は分かりませんが、名松線の駅としての開業は昭和6年なのに対し、中勢鉄道の駅として開業したのは、大正14年なので、もともとこの地が大きな町で、先に船着場と結ぶ鉄道として中勢鉄道が開業したということのようです。

では駅舎のなかに入ってみましょう。
ローカル線の駅舎ではよく見かけるお花が生けてありました。


窓は一部木製ガラス窓が残っていました。

駅舎全景です。
こちらの駅舎、平成27年に解体されてしまい現在は残っていません。
訪問したときは解体されるとは思いませんでしたが、いま思えば、このとき訪問していてよかったと思います。

現在は、ホームに明るい待合室だけが設置されているだけで、この駅が栄えていた頃の面影が残るのは構内の広さだけとなっています。
 
 
(平成21年11月訪問)
 
 

 

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