E4系Max最後の二ヶ月〜追わなかった“大物”を追った夏⑧ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

9月になった。

毎月同じパターンなのだが、月初めの最初の週末は実家の業務に集中して当たることになっていて

それの目処が立たないと、趣味には基本的に打ち込めないことになっている。

9月も漏れなくそのパターンで、西武の記念乗車券を買った以外は身体のメンテナンスと休養。

そういうのを挟んでいかないと、平日の仕事へのモチベーションも維持できないからね。


そして、9月11日は中央・青梅線に帰ってきたお座敷列車「華」を撮影。

各所に散らばる記録すべきものとのバランス、タイミングを測る日が続き…

結局9月前半は、E4系から少しだけ離れている時間があった。


そして…9月12日。

この日は大宮駅でE4系ラストランイベントがあり、限定駅弁を目当てに赴いていたのだが。

そのため、前回と逆パターンによる撮影を敢行したのだった。


つまりは、16両編成のMaxとき・Maxたにがわ316号を13・14番ホームで。


その迫力を、ほぼ正面から体感し。


ホームに目一杯収まり、到着から発車までを眺める。

これでも十分に良い記録だと、勝手に自負。

イベントもあって前回よりは人が増えていたけど、ピリピリするような事案はほぼなし。


ただ逆に、こういう場所に慣れない親子連れの読めない動きには多少気を揉んだかな。

なかでも、自撮り棒を使った撮影には、


下手したら感電して死にますよ!


と強めに警告して収めさせるようになった。

そう言葉がついて出てしまうのは元職の癖だが、危険なことに変わりはないから。

まだまだ交流電気の危険性は浸透しておらず、そこは今後の課題として考えて良さそうだ。


続けて、Maxたにがわ410号を今度は15・16番ホームで。

もっと人がすごいことになるのかなと覚悟していたから少し拍子抜けで、それが在来線と新幹線の

敷居の高さの違いなのかなと自分なりに分析してみる。

もっとも、基本的にラフに撮りに赴くのを信条とする自分としてはそれでありがたいのだが。


そして、16両編成のMaxとき・Maxたにがわ321号を18番線先頭で待ったのだが。

ベビーカーの側にいる女の子がカメラを向ける後ろ姿に、ほっこりしながら出迎えた。

そんな雰囲気が結構周りにも伝わっていたようで、穏やかに発着を見守ったのだった。


このポジションでE4系を出迎えたのは初めてであり、かつ最後のことに。


こうして違う場所で見ると、また大きさ、長さの感覚が違うことに気づく。


そして、きわめて常識的に粛々と。


北に走り去っていく姿を、そこで見送る。

すっきり晴れてくれなかったのがもどかしかったが、周りの穏やかさに助けられた側面が大きい。

ほっこりした気持ちを持ったまま、この日の撮影は終了とした。


大宮駅構内は、ラストランイベントでずっと賑やかであった。

ほとんどが基本的な感染予防対策を行いつつ、新たな楽しみ方に慣れてきているようだ。


なお、この日に買ったありがとうE4系Max弁当は美味しく頂き…

車内外洗浄を経て、自宅1階のトイレに静態保存されましたw

時々向きを変えて、また走る日を心待ちに…なんて。


8月の記録