皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

昨日は「ひたちなか海浜鉄道」のキハ205についてご紹介いたしましたが、長らくキハ20系の再販が無い事にちなんでキハ22についてちょっと見てみようと思います。

 

↑Tomix製のキハ22です。

 

Tomixからは国鉄型では首都圏色と一般色が発売されています。今回の「ひたちなか海浜鉄道」のように私鉄・第三セクター鉄道へ譲渡されたものとしては弘南鉄道仕様と下北交通仕様が発売されたようです。

 

キハ22の実車は意外とそのバリエーションが多く、目立つものとして以下のようになっています。

 

キハ22 1~170 通風器6個、プレスドア

キハ22 201~244 通風器7個 プレスドア

キハ22 245~316 通風器9個 平滑ドア

キハ22 316~343 通風器9個(左右逆) 平滑ドア

 

特に外観上目立つ屋根上通風器や乗降ドアで大きく4つのバリエーションに分かれます。

 

しかしTomixさんからは先に挙げた写真の形態のみが発売されており、実車では201~244に該当するグループですね。

 

私鉄向けで発売された弘南鉄道・下北交通タイプはその実車の仕様から通風器6個で発売されていますが、これの国鉄タイプへの適用はありません。国鉄車で通風器6個車を再現しようとすると、製品の屋根を改造するか、前期の弘南鉄道・下北交通車から屋根板を拝借するしかないでしょう。

 

キハ58系では、急行色の国鉄仕様でも様々なバリエーションが発売されているのに…

 

↑左からキハ57セットの非冷房車(0番台の非冷房車相当)、富士急行のキハ58001(400番台の非冷房車相当)、アルプスセットのキハ58(400番台前期車)、由布セットのキハ58(尾灯が内ばめ、スリットタイフォン)、単品のキハ58(尾灯が外ばめ、シャッター付きタイフォン)、乗鞍セットのキハ58(後期車で便所窓が横長小窓、尾灯外ばめ、スリットタイフォン)、単品のキハ58 1100、単品のキハ58 1500…

 

基本無加工品ですが沢山のバリエーションが発売されています。これでも実車のバリエーションには及びませんが…

 

先のキハ22は200番台の前期グループがモデルになっており、晩年まで在籍した後期グループではありません、そのためJR北海道色にするのも困難です。Tomixさんは折角キハ58系は沢山のバリエーションを製品化しているのですから、キハ22のバリエーション展開にも期待したいですね。特に後期型を製品化してJR北海道色のワンマン仕様とかを欲しいものです。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!