川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

ロイヤルエクスプレス北海道クルーズを撮る その2 初秋の北海道撮り鉄遠征⑩

前の記事はこちら。

楓信号場で「ロイヤルエクスプレス」の初撮影を終えて、ここから追いかけ撮影を開始します。

 

「ロイヤルエクスプレス」のほうはバカ停こそ池田駅までないものの、全線単線の石勝線・根室本線を進むだけあって小刻みに運転停車を行うので、こちらはその隙を付くように道東自動車道で一気に日高山脈を横断して列車をブチ抜きます。

途中狩勝峠でものすごい雨に強襲されましたが、それ以外は渋滞なども無く予想よりも早く第2ポイントである芽室~大成の道道715号線跨線橋に到着しました。

 

現着すると20名ほどの同業さんがスタンバイしていましたが、なんとか場所を確保して三脚をセットしていると想定外の列車が登場。

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2070レ

てっきり通過後だと思っていたのですが、実はギリギリ間に合っていたようです (^_^;)

煙を吐いてくれたのでこれはこれで悪くないですが、ちと惜しかったですねぇ…

 

「ロイヤルエクスプレス」の構図を固めたあとは、道路の反対側に回ってヨンマル撮影を行います。

この跨線橋は上下方向撮影可能な撮影地で、上り列車は大成駅を望む形で縦構図での撮影が可能です。

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まずは大成駅に進入するところをパチリ。

この長いストレートに佇む単行のヨンマルもまた画になりますね。

 

大成駅では乗降が無かったのですが、出発直後に思わぬギャラリーが登場。

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地元の親子連れでしょうかね。

 

ギャラリーに見送られ、ヨンマルはぐんぐん加速して我々のもとへ接近。

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2548D

釧路総合車両所所属のヨンマルは、主に鹿対策として警笛がタイフォンからホイッスルに換装され、使われなくなったタイフォンカバーが撤去されているのが特徴です。

個人的には「コレジャナイ感」が半端ないですが、まあこれも北のヨンマルの一つの姿ではあります。

 

そして芽室駅で2548Dと交換し「ロイヤルエクスプレス」が登場。

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9001レ「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~ 」DE15 1542+DE15 1545+マニ50+伊豆急行2100系

ここは晴れるとド逆光になってしまうので、薄曇りで良かったですね。

 

通過後はみなさま「ロイヤルエクスプレス」を追っかけるためか撤収されましたが、私は一人居残りましてヨンマル撮影を続行。

狙いはこちらの車両でございます。

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2529D

こちらの車両は、JR北海道釧路支社に関わる4路線が区切りの周年を迎えたことを記念して、キハ22形を模した「国鉄一般気動車標準色」に塗り替えられたものです。

この企画により、今年春からキハ40 1759と1766がこのツートンカラーに塗り替えられており、私自身は塗り替えられてから今回が初渡道だったので、是が非でも記録しておきたかった車両でした。

そんなキハ40 1759が偶然にもこの列車に充当されたのは最高にラッキー・・・というのは、次回以降の記事も読み進めていただければお分かりになると思います。

 

 

これにて2度目の「ロイヤルエクスプレス」が無事終了したのですが「今日はもうロイヤルはいいかな・・・」と早くも興味が薄れ始めてきました (^_^;)

というわけで本命を再びキハ283系に代えて、さらに東へと移動します。