鶏ガラ白湯チャンポンを作る。 | 16番ゲージレイアウトのこと..など

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16番ゲージの鉄道模型レイアウト・白縫鉄道川正線の制作記です。

 模型の話ではありません。本物のチャンポンを作りました。

 

 週末の工作に思いを馳せながら帰宅した金曜の夜、連れ合いから御託宣が下りました。

 「明日の夜はチャンポンよ。鶏ガラも買ってきたから!」

 鶏ガラからスープを煮出すチャンポン作りは、私の担当です。結構な時間がかかるので、土曜日の工作は諦めざるを得ません。

 でも、せっかくですから、チャンポン作りをブログネタにしましょう。

 

 まず、昆布とうるめ節(ウルメイワシの削り節)の出汁を取ります。

 昆布出汁抽出中!

 写真の鍋は、直径20cmくらいです。

 分量を量って作ってる訳ではないので、レシピは書けません。少しでも分量の参考にしていただくため、鍋の大きさを書いておきます(意味がないかな?)。

 流水で軽く洗ってからハサミで切込みを入れた昆布を、たっぷりの水に、これでもかと投入し、弱火で、ゆっくりと80℃くらいまで加熱したら昆布を取り出します。昆布は、70℃くらいが、最も出汁が出るらしいです。

 

 

 濃いめに取った昆布出汁に、うるめ節をたっぷり入れて、ひと煮立ちさせます。

 この「ひと煮立ち」が大事です。かつお節もそうですが、うるめ節を煮すぎると苦味が出ます。

 

 うるめ節が鍋底に沈んだら、ペーパータオルで出汁を濾します。

 ここも大事です。この出汁は後で煮込むので、うるめ節を完全に取り出しておかないと、苦味が出ます。

 

 昆布うるめ出汁の完成です。

 このままでも、濃厚で非常においしいです。

 冬は、これをベースにおでんを作ります。

 

 昆布うるめ出汁とは別に、鶏ガラを煮出します。

 我が家は3人家族で、鶏ガラは3羽分使用します。

 写真の鍋の直径は28cmです。

 鶏ガラの下処理は、30分程度水に浸けて血抜きをした後、内臓を取りながら流水で洗っただけです。下茹ではしません。

 臭み取りのため、長ネギの青い部分と、ひとかけのニンニク、しょうがの薄いスライス1枚を入れます。

 冷蔵庫にタマネギが半分残ってたので、タマネギも入れました。

 

 アクと、余計な油を取りながら、強火で煮込みます。

 煮込んで水が少なくなってきたら、昆布うるめ出汁を投入して、さらに煮込みます。

 煮込み時間は適当ですが、鶏ガラがホロホロに崩れた頃合いで味見をしながら、好みの濃度になったらOKです。

 

 鶏ガラをザルで濾したら完成です。濃厚な白湯スープが取れました。

 自分で言うのも気が引けますが、このスープ、旨味の塊です。

 今回は、1.7リットルのスープが取れました。3人分に丁度いい量です。

 

 続いてスープに塩だれを入れます。

 塩だれは、お酒少々+みりん少々+砂糖ひとつまみ+塩12グラムを鍋で煮立たせたものです。

 このチャンポンスープは、塩分を制限する必要のある私が、塩分をあまり気にせずに、ゴクゴク飲むために作り始めたものです。ですから、塩分は控えめだと思いますよ。

 万が一、この記事を見て、自分も作ろう、という方がいらっしゃいましたら、一般的には、塩はもう少し入れた方が美味しいと思います。

 

 いきなりですが、「野菜たっぷりチャンポン」の完成です。

 麺は市販のチャンポン麺を使ってます(チャンポン麺って、全国どこでも売ってるのかな?)。

 具は、キャベツ、もやし、ニンジン、ぶなしめじ、豚肉、薩摩揚げ、冷凍のシーフードミックス(いか、えび、あさり)です。

 チャンポンは、短時間とは言え、沢山の野菜を煮込むので、野菜の水分が出て、せっかくのスープが薄まってしまうことがあります。

 それを避けるため、野菜をフライパンに投入する直前に、下処理として、「塩湯油通し」を施しています。

 なお、「塩湯油通し」はこのサイトを参考にしました。

 

 工作もせず、朝から夕方まで、たっぷり時間を掛けて作ったチャンポンは、非常に美味でした。

  野菜がたっぷり入ってるので、ビールのつまみにもなるんですよ。

 チャンポンを作るたびに、子どもの反応が気になるのですが、今日も、一滴残らず、スープを飲み干してくれました。工作は出来なかったけど、気分は上々です。

 

 本日も、ご訪問ありがとうございました。明日は工作できるかな?