10月4日のエントリでご紹介いたしました券と同じく、「南海電気鉄道」委託の和歌山市駅で購入いたしました、補充式の「普通回数券」です。
補充回数券は常備券と異なってバーコードの印刷が行なわれないため、最上段の最終券片の長さはJR東日本などの補充回数券と同じ長さで、注記事項の第1項は常備券が「1券片」と記載されていたのに対し、「一券片」と漢数字の記載になっています。
この券、「南海電気鉄道」の駅だからでしょうが、小児用を表わすゴム印が「小」の赤印となっており、この赤印はスタンプ台を使わない浸透印であり、押印は素早い上に券の見栄えも良いので、購入時に感心して見ていた記憶があります。
区間表示の左側の駅名が印刷された補充回数券も、かつては多数の駅に設備されていたのでしょうが、この券を購入した平成26年の時点では、和歌山市駅以外では見かけなくなっておりました。