こんばんは。
置き換えの進む田園都市線の8500系、気づけば残り4編成になったところですがここにきて東急から大盤振る舞いの発表がなされました。それが引退予定の8500系のうち8622Fと8630Fの両先頭車を一般へ販売するというもの。模型とかモジュールとかではなく車両1両を丸々計4両売り出すというものです。その額なんと176万円、とてもじゃないけど簡単に出せる額ではなく、果たしてどんな層に変われるのか楽しみなところです。
さて、今回一般向けに販売が行われることになった編成のうち次の離脱候補ともいわれている8622F、実はこの編成が最後の4編成としてまで生き残りかつ一般向け汎愛まで行われるというのは非常に奇跡なのです。これはあまり知られていないかもしれませんが、実はこの8622Fは一度恩田に廃車前提での回送が行われていたのです。私も当時の情報をネット上で探すことしかできなかったのですが、どうやら2008年8月某日にその回送が実施された模様。当時は5120Fに置き換え前提だったとか、しかし結果としてはその前後で起きたリーマンショックとJALの事実上の倒産によって東急の車両系買うはハチャメチャに、それは5000系の編成組み換えで有名になっていますが、この8622Fもこれによって廃車はされずそのまま検査を受けて走ることに。
それから13年が経ち本当に廃車が迫っている2021年、何とか2020系導入鬼も検査を通った8622Fは早期廃車組から一転最後の残存組として、そしてついには東急電鉄からてななされてもどこかで保存される可能性が出てきたもの。まさに逆転自洗とはこのことではないでしょうか。これだけに奇跡的な道を歩めた編成だからこそしっかりきれいに保存されてほしいですね。そして、最後まで何事もなく走り切ってほしいものです。
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