2021/10/4に，新型コロナウイルスデルタ株による緊急事態宣言が明けてから初の「瑞風　山陽上りコース」が運行されました．宮島口の立ち寄り観光を終え，駅舎に直結する下り1番のりばから乗車後，少しでも車窓が楽しめる山口県西部を通りながら食事を楽しんでもらうという趣旨と思われ，柳井駅まで下ってきます．20:00ごろの到着です．

大阪行きに変更となったサボです．

6号車のカーテンは固く閉ざされています．

5号車はウエスタンバーの要素もあるラウンジカーですが，食事時間帯ということもあり乗客の姿はなく，あるのは密集対策で設置されているテディベアのみです．そして，弦楽器の生演奏の準備がなされていました．

20:30ごろに出発します．大阪駅の到着は本日の16:10，乗客の皆様に少しでも柳井駅での記憶があれば幸いです．

2021年のSLやまぐち号関連イベントについて

10/23に運転再開する「SLやまぐち号」に関連して，当日新山口駅ではJRの仕事を紹介する「miniSLフェア」と，これから旬を迎える周防大島のみかんなどを販売する「ヤマサチマルシェ」が開催されることが発表されました．従って，例年11/23に行われています2021年の下関総合車両所新山口支所公開「SLフェア」は開催されません(11/23には「SLやまぐち号」の運転も予定されていません)．

そもそも「SLフェア」には鉄道の仕組みやJRの仕事を紹介するという展示内容がありました．これを機に今後は「ファミリー層向け」と「鉄道ファン層向け」のイベントをきっぱりと分離し，前者には仕事体験や機関車公開を事前申し込み抽選制または地域の未就学児・小学生親子招待制・無料あるいは廉価で提供し，後者には事前申し込み抽選制・それ相当の参加費(数千円程度)が必要となる撮影会(昨今JR東日本で企画されているようなイベント)を企画していただければと思います．休日に行う必要もありません．もうSLの運転台を見るために何十分も並びたくはないという方はいずれの層の方にも多いのではと思います．

 

参考：

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/211005_05_fair_marche.pdf