昨日のエントリで、「JR西日本の「普通回数券」の常備券の末期の券は、最上段の(11)の最終券片にPOS端末への発売入力用のバーコードが左に横倒しされて印刷されており・・・」と申しましたが、一部に例外もありました。
平成26年9月に紀勢本線和歌山市駅で発行されました、「和歌山市⇔宮前」の常備の「普通回数券」です。
当時の和歌山市駅のJR西日本の出改札業務は「南海電気鉄道」に委託されておりましたので、この「普通回数券」は「南海電気鉄道」の窓口で発行された券となりますが、社線窓口発行のためか最終券片にバーコードの印刷が無く、それでも最終券片の長さや注記事項の記載方はバーコードが印刷された券と変わりありませんので、右側に無用なスペースの空いた券となっています。
和歌山市駅の出改札は平成29年7月15日から分離され、「南海電気鉄道」窓口でのJR乗車券の委託発売も終了したため、この特異な様式の「普通回数券」も発売終了となっています。