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さて、今回は投稿64回を記念して、ロクヨンことEF64です。

 

EF64は勾配のきつい上越線、中央東線・篠ノ井線等の山岳路線向けの機関車として設計され、JR貨物移管後しばらくの間は全機が高崎機関区に所属し、武蔵野線を経由して都心の貨物駅まで顔を出していました。

上越線、中央東線・篠ノ井線での仕業をEH200に譲った現在、現役の全機が愛知機関区所属となり、本年のダイヤ改正以降は、中央西線・篠ノ井線、伯備線、名古屋圏のローカル貨物を担当しています。

実は、それまで1日1本ですが東海道本線を上って行き、首都圏でも見ることができました。EF210-300番台の新鶴見機関区新製配置が進んだことにより、老朽化によるEF64の廃車が可能となったため、置き換えることになったと推測しています。

山岳路線の中央線西線・東線経由でも首都圏には行けるのですが、平坦な東海道本線を通るのは中央東線の高速化が影響したのでしょうか?

 

ということで、まずは関東運用のハイライト?通称『鹿島貨物』から。

鹿島貨物は、首都圏から総武本線・成田線を経て茨城県の鹿島線・鹿島サッカースタジアムまで運行され、その1往復をEF64が担当していました。

 

総武本線の有名撮影地モノサクで。

 

成田線にて。この地区では、例年、GW前に田植えが終わります。

 

 

稲刈りが終わりました。

 

 

今年のダイヤ改正前日、鹿島貨物・最後のロクヨンは国鉄色でした。

 

 

高規格路線として1970年に開通した鹿島線。踏切が一つもなく、水郷地帯では殆ど高架を走ります。

 

有名撮影地、全長1,236mの北浦橋梁にて。

 

 

 

こちらも、鹿島貨物・ロクヨンの最終日。

 

 

つづいて、首都圏から愛知機関区への帰路、東海道本線を下っていきます。

小田原市内にて

 

 

桜満開の米神地区。

 

 

山岳路線用のEF64ですが、『山男の臨海学校』をイメージし、相模湾を大きめにしました。

 

江之浦地区

 

静岡市内、富士山と。山頂付近は強い北風のようです。

 

おまけ

今ダイヤ改正後、定期運用での東海道本線の稼働最東端は大府駅となりました。

臨時では、大府以東の運用として、レール輸送・空返の輸送も期待されます。

もっとも最近はEF210ばかりのようですが…

 

来年のダイヤ改正では、どのような動きがあるか判りませんが、国鉄型電気機関車ということで、運用範囲の縮小・運用数の減少はあっても増加することは難しいと考えられますので、少しでも沢山、撮っておこうという今日この頃です。

また、近年、全検出場したEF64は更新色から国鉄色に塗り替えられ、その数は15両を超えて今後の楽しみとなっています。

 

最後まで、ご覧いただき有り難うございました。