1日遅れましたが、昨10月1日、E4系の定期運行が終了しました。
思えば新幹線初の2階建車両を組み込んだ100系が登場したのが、1985(昭和60)年10月1日。
その10月1日にE4系が定期運行終了とはたまたまだと思いますが、2階建新幹線の時代の終わりを強く実感します。
1238A ひかり238号 100系G編成[幹オサ]
1993.5.30 東京
419C たにがわ419号
2013.6.25 東京
100系の場合は「ゆとりの空間」、E1・4系の場合は「通勤新幹線」の側面があったと思いますが、かえって高速化を阻むデメリットが浮き彫りにされたのは、先を見据えて車両を造る仕事は本当に難しいと思います。
時代の変化に抗しきれなかったとはいえ、期待された役割は十分に果たしたのではないでしょうか。
願わくば、2階建新幹線の食堂車でもう一度美味しい食事とお酒を味わいたいですね。