みなさんこんにちは。今日の話題です。

 

 
 
大阪市内の外郭部を半環状に路線を延ばす「大阪モノレール」。
現在は「本線」が「大阪空港駅(大阪府池田市)〜門真市駅(同門真市)間」を結んでいます。万博記念公園にて。出典①。
 

 
 
現在、「門真市駅」が南端となっているものをさらに9km弱南伸し、東部大阪の「仮称・瓜生堂駅(うりゅうどうえき、同東大阪市)」まで延伸させるという事業計画、遂に東大阪市域での建設が開始された…という話題を、先日お送りしました。出典同。
 
 
先日取り上げたのは、市域で最初に工事が始まった「仮称・鴻池新田駅(こうのいけしんでんえき、同)」付近の様子でした。
ここで「JR学研都市線(片町線)」と接続することになっています。
 
 
ただ、工事が始まったとはいえ、モノレール駅の建設はまだまだのようです。付近に、その新駅が設置される予定になっているのですが…
 
 
相当に深い草木が生い茂り、手づかずのまま。
これから、どのように変化して行くのか、大変気になります。学研都市線の車中より。
 
 
ところで、この南伸予定区間(2029年開業予定)に、新しい駅が追加で設置される計画が、正式に進められることになりました。「門真市駅〜仮称・門真南駅(同)」の間、「仮称・松生町駅(まつおちょうえき)」です。出典②。
 
 
 
 
かつて、パナソニックの音響機器製造拠点があった広大な工場跡地に来年度、複合型大型商業施設「ららぽーと」と「コストコ」が入居することが決まり、その西真横をモノレールが通過することなどから、付近の門真・守口両市から新駅追加の要望が出されていました。出典③。
 
現地を探索した際の様子はこちらもどうぞ↓


 
 

そして、モノレール事業を運営している府もこれに合意。こちらも遂に、その新駅追加について動きがありました。出典②。

 

 

すでに立案、承認されている「都市計画」の変更、という形になるので、地元との折衝がこれから行われる、ということですが、新駅追加についての資料が発表されていました。出典同。

 

ららぽーとやコストコの開業のみならず、もともと長年、近隣に鉄道駅が存在しない不便な場所でもあったので、期待も高いようです。

次回は、現時点で判明している事業計画変更について、さらに掘り下げてみたいと思います。

 

(出典①「大阪府ホームページ」内「モノレール建設事務所・事業一覧→モノレールの仕事→1.概要→モノレール延伸事業 パンフレットPDFファイル」)

(出典② 同「モノレール建設事務所・事業一覧→トピックス→大阪モノレール(仮称)松生町駅(門真市駅・仮称・門真南駅間新駅)設置事業について」)

(出典③「大阪日日新聞電子版」2021年5月10日付け 地域総合20面)

 

今日はこんなところです。