何年前だったか…久しぶりに親不知駅(新潟県糸魚川市)で下車したときの1枚です。
このときはまだ北陸新幹線は金沢駅まで開業しておらず、JR西日本・北陸本線の時代でした。
母ちゃんを引率して訪れた夫婦旅…特急「北越」やローカル列車の413系やクハ455-2に乗車したりと、まだ多くの国鉄型電車を楽しめた頃でした。
あのときはJR東日本・信越本線の黒姫駅(長野県信濃町)から183系+189系の普通列車「妙高1号」~新井駅(新潟県妙高市)~485系快速「くびき野3号」~柏崎駅(新潟県柏崎市)~485系特急「北越4号」~糸魚川駅(新潟県糸魚川市)と楽しんで糸魚川駅から413系の普通列車・冨山行で親不知駅にやってきたのでした。
普通列車「妙高1号」は両端のクハが新潟~幕張~長野と所属基地を転々としてきた183系、中間のモハが新製以来長野で過ごしてきた189系の長野総合車両センターN101編成でした。一時期通称「あさま色」を纏っていたのがオリジナルの国鉄特急色に戻された後の晩年の姿でした。その後、まもなく廃車となりました。
快速「くびき野3号」はこちらも通称「上沼垂色」から国鉄特急色に戻され、新潟方クハは北海道向けに製造されて札幌~旭川間の特急「いしかり」で活躍していたクハ481-1508を組み込んで人気だった新潟車両センターT18編成でした。
実はこのとき親不知駅に列車でやってきたのは息子がまだ1歳になる前の夏以来でした。
まだ赤ん坊だった息子を連れて親不知駅から少し歩いたところにある民宿でお昼を食べたんだったなぁ…。あのときは583系から改造の419系に乗車しての旅でした。
息子が子供の頃はどうしても車での移動ばかりしていたので(当時は三菱デリカ4WDスターワゴンが愛車でした)、鉄旅からは遠ざかっていました。多分、息子を連れての鉄旅はあれが最初で最後だったような気がします。
あの頃はおれも母ちゃんも若かった…そして息子も無条件に可愛かった(笑)。
今日、9月30日は息子の誕生日…。
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これがお気に入りというのはとくにないです。