所有事業者:フジエクスプレス (東京)
仕様・用途:高速路線仕様 (中央高速バスに充当)
登録番号:品川202 い ・・・1
社番:T0001号車
配置:東京営業所
初年度登録:2020年
シャシー製造:スカニア社 (スウェーデン)
搭載機関:スカニアDC13型
車体架装:バンホール社 (ベルギー)
車両型式:TDX24
車名:スカニア/バンホールアストロメガ・インターシティDD
撮影日:2021年5月3日 (月曜日)
撮影場所:バスタ新宿前
フジエクスプレスとは、分社化される前の富士急行における東京の営業基盤でした。子会社の富士急行観光もありますが、やはり、営業における主軸は富士急本隊が先鋒でした。
1997年に分社化されて 「フジエクスプレス」 となりましたが、分社化を機に路線バス事業にも参画し、高速路線バスや一般の路線バスの運行も手がけています。
新宿と富士五湖を結ぶ高速路線バスは分社化される前から富士急高速路線バスののドル箱便でしたが、富士急本隊の他にフジエクスプレスも参入しています。また、他路線がハイデッカーを使用しているのに対し、輸送力の兼ね合いからか、京王バスと共に中央高速バスとしては唯一、二階建てバスを導入していることが特筆されます。
富士五湖線の二階建てバス導入は京王が先でしたが、2020年の11月からフジエクスプレスにも導入されました。
京王は通常の “京王カラー” ですけど、フジエクスプレスは他の富士急車とはデザインが異なります。
富士山ということで、葛飾北斎の 「富嶽三十六景」 が描かれており、公式側と非公式側とでデザインが違います。
アストロメガは中国JRバスでも導入されましたが、信頼性が高いという裏返しなんでしょうね。
JRバスは増殖していますが、中央高速バスは範囲が拡がるのでしょうか・・・?
【参考文献・引用】
バスラマインターナショナル No.183 (ぽると出版社 刊)
ウィキペディア (フジエクスプレス、中央高速バス)