いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

ますこっとれいんを組み立てるその2

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/09/26/201000

f:id:omocha_train:20210926220249j:plain

初めて「ますこっとれいん」を開封し、組み立てたレポートになります。

f:id:omocha_train:20210926220439j:plain
f:id:omocha_train:20210926220820j:plain
箱の表記類が可愛いです。

f:id:omocha_train:20210926220754j:plain
こんな感じで入っています。

f:id:omocha_train:20210926220917j:plain
これは前面の窓をはめてしまった状態ですが、裏に刻印があります。
飯田線旧国はマニアックすぎて差異がわかりません。明確に違うのは、クハとクモハの屋根(パンタ台の四角い穴があるか?)と顔だと思います。顔は12種類全部違う?ようですし、少なくとも刻印は違いますので、箱を開けたらまずはここを見るのだと思います。
ちなみにシークレットは茶色の個体らしいので一目瞭然です。

f:id:omocha_train:20210926221628j:plain
表側です。惚れ惚れする出来の良さです。

f:id:omocha_train:20210926221701j:plain
側面板です。扉の穴が空いています。

f:id:omocha_train:20210926221738j:plain
最初にビビったのは扉の開き方向です。確かにこれは逆でもついてしまう構造です。今までのBトレで扉の開き方向を意識したことはありませんでした。取説を見ながら慎重に進めます。

f:id:omocha_train:20210926221911j:plain
扉は軽くははまりますが固定は緩いです。後から窓パーツをはめて固定する構造です。

f:id:omocha_train:20210926222005j:plain
扉の窓ガラスは押し込むと小さなプラ突起が潰れて固定される感じです。

f:id:omocha_train:20210926222105j:plain
窓ガラスパーツです。Bトレと同じように側面板とは割とキツくはまります。

f:id:omocha_train:20210926222148j:plain
Bトレとの違いで失敗したのは、この黒ブロックパーツです。側面窓ガラス裏に差し込むBトレに対し、こちらはあらかじめ窓ガラスパーツに挟んでから側面板に取り付けます。これを忘れると、窓ガラスを側面板から外す際の破損リスクがあるので、ビクビクしながら修正しました。

f:id:omocha_train:20210926222450j:plain
Bトレほどガッチリにはなりませんが、Bトレよりも各パーツが繊細でリアルです。
GM板キットなどを組み立てていても、やはり悩ましいのが箱型にする時の歪みなんだと思います。Bトレ〜ますこっとれいんのブロック構造は、実は組み立て鉄道プラモの大発明なのかも知れません。

f:id:omocha_train:20210926222718j:plain
妻板です。窓の後に幌をつけておく必要があります。

f:id:omocha_train:20210926222807j:plain
今回ますこっとれいんで魅力的に感じたポイントの一つが「胴受け」で、写真の手前側のメガネのような丸い穴が2つあるパーツです。この穴にブロック差し込みリブを通して前面と妻面に取り付けます。
ただ、これをつけるとN化した台車カプラーの首を触れなくなりますのでいろいろ工夫が必要です。ただ、前面はスペーサーを兼ねているので、使わない場合もジャンパ栓を切り取って根元部分は使う必要があります。

また公式ページ
http://mikecat.travel.coocan.jp/01_shop_1/01_Mtrain/Mtrain_00.html
によると、取説の部品一覧表の番号記載に誤植があったようです。これを読んでもいまいち分からないので、実車写真を見て正しいと思われる方を前、後ろに取り付けます。

f:id:omocha_train:20210928084207j:plain
さて、テールライト用の透明パーツですが、赤く塗装することが推奨されています。クリアーレッドのスプレーがありましたので塗ってしまったのですが、上にはみ出す部分は列車番号表示器を兼ねていたようです。

f:id:omocha_train:20210928084330j:plain
上からダイソーの絵の具で塗り直し、付属の番号シールを貼りました。

f:id:omocha_train:20210928084359j:plain
少し主張が強くなってしまったかも知れません。実車の写真を見ると、この表示器の厚みは結構薄そうで、枠の色も緑灰ではなさそうにも見えます。まあ、雰囲気重視で行きます。

f:id:omocha_train:20210928084532j:plain
運転台仕切り壁は「おまけパーツ」と取説に書いてありました。使った方が断然良いと思いますが、、、。前側は緑灰に塗りました。客室側は木材の茶色?のようです。ただそこまでやりだすと室内表現もしないとならなくなるので保留します。

f:id:omocha_train:20210928084755j:plain
屋根パーツです。穴あけ位置の指示がついています。

f:id:omocha_train:20210928084819j:plain
ベンチレーターをつけました。
1ミリのドリルしかなかったので、穴を開けてから細いドライバーの先でグリグリやって広げました。

f:id:omocha_train:20210928084914j:plain
f:id:omocha_train:20210928084917j:plain
ベンチレーターとライトは明るいグレーで塗りました。ライトの中央は銀のマーカーをタプタプに出してから爪楊枝の先につけて塗りました。

f:id:omocha_train:20210928125533j:plain
次に床板です。
Bトレにも何世代もの床板の種類がありますが、そのうちの一つと言われても全く納得してしまうほど同じ類のものに思います。
カトーのボディマウントカプラーがつけられるという話を何かで読んだのでぜひやってみたいです。
また、最近の台車側にピンがなく、穴が空いているタイプのNゲージ用台車を取り付けられるアダプターも付属しています。これもいつか使ってみたいです。

f:id:omocha_train:20210928125817j:plain
これが台車枠です。

f:id:omocha_train:20210928131953j:plain
上がますこっとれいん、下がBトレです。基本的に同じ構造です。

f:id:omocha_train:20210928132030j:plain
このシャーシには、Bトレと同様にカトーの小型車両用台車が問題なく付けられるのですが、今回はますこっとれいんの製品台車のままで走行化できないか試してみました。

台車の中心ピン以外を切り落とし、台車の左右パーツの間に薄く細長いプラ板を立てるようにGボンドで接着しました。これをシャーシ穴に通してから抜けないように横棒を接着しました。
また台車枠に薄板を接着し、ここにカトーの小型車両用台車から切り落としたカプラーポケットを枠部分を貼り付けました。カトーカプラーの密連型を取り付けると、ちょうど良い長さになるようです。取り付け高さがだいぶ低くなってしまいましたが、密連型なので高さが調整される利点がありました。

f:id:omocha_train:20210928201144g:plain

正直この方法だと走行抵抗がかなり大きく、バンダイ純正Bトレ台車よりも厳しいかも知れません。
編成が短いのでなんとかなりますが、研究を続けたいと思います。


【記事の目次はこちらをご覧ください】
【Bトレ製品の索引はこちらをご覧ください】
【令和版Bトレインショーティー入門はこちらをご覧ください】
鉄道コム
↑ここをクリックして飛んでいただくと、より多くの方に見ていただけるようです。ご協力下さいませ。
にほんブログ村 鉄道ブログ Bトレインショーティーへ
にほんブログ村

鉄道模型ランキング