久しぶりにSL保存機はD60 46号機からです。D60形式はあまり聞いた事が無いかもしれませんが、実はD50形式からの改造機。亜幹線で使用できるようにと従台車を1軸から2軸にし、軸重を軽減。晩年は主に九州で使用されたとか・・・。今回のD60 46号機も九州で活躍し、余生も福岡県は飯塚市にある勝盛公園で展示されています。まずは経緯をお馴染みの「機関車表」から。

 

 1927年、川重は兵庫工場にてD50 157号機として落成。東京局に配属後1933年に平、1953年に追分→富良野、1954年浜松工場にてD60形式に改造しD60 46号機となり、池田に配属。1964年に出水→直方を経て1971年全検。1973年に若松。1974年に休車から廃車。その後福岡県は飯塚市の勝盛公園にて展示。

 

 経緯を見ますと落成から廃車まで年月が長くまた形式改造もあったせいでしょうか?日本国中に足跡を残しているカマですね。ベースのD50形式機関車はどちらかと言うとレトロなカマでしょうか?何となくその面影を垣間見るようにも。そんなD60 46号機からです。

 

 ※撮影は全て「たかぽんさん」です。