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高いホーム12番線を発車するボゴール行きの205系M62編成

既報の通り、9月25日よりマンガライ駅の高架ホーム、10番~13番線の供用が開始されています。線路や信号システム等の切り替えは先月末までに完了していますので、大きなトラブルなくスムーズな移行となりました。このホームはボゴール線~中央線系統の専用ホームですので、ボゴール線~環状線系統、ブカシ線は引き続き地平ホームから発着しており、乗り換え時間の拡大しています。また同一行き先(ジャカルタコタ・デポック・ボゴール)でも地平ホーム、高架ホームからそれぞれ発車することになっていますので、駅の案内放送に注意しましょう。放送が聞き取れない人は、どこトレアプリを見れば確実です(未だにインストールしていない人はいないですよね??)。




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高架ホームへのアプローチ線を行き交う205系
これからの新しい風景ですね

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環状線直通列車は引き続き地平ホームへ
次期ダイヤ改正までの期間限定の光景

電車自体は旧ダイヤのまま走っているため、マンガライ駅チキニ側でのボゴール線とブカシ線の平面交差支障は相変わらずですが、テベット側の交差が無くなったこと、単純に線路が増えていることから、朝のテベット側からのマンガライ入線待ちが若干減っているように感じます。また、上り側からは、環状線、中央線双方向からのボゴール行きが同時入線可能になりました。


開業前日、24日の光景はこちらからどうぞ

初日はヲタ殺到、阿鼻叫喚の大密集になることは大いに予想が付きましたので、私は運輸相視察のある2日目に初訪問してきました。高架ホームは今後嫌になるほど見れるわけで・・・。

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通称パサラヤ口も同日からオープンしました
これで冷房の効いたケンタッキーが近くなりましたね
TJ乗り継ぎもこちらの改札が圧倒的に便利!!

24日時点で、重機がゴロゴロ動き回り、作業員が木を切り、岩を運んでいたパサラヤ口の駅前は何と徹夜のど根性作業で完成させてしまいました。どうして、切羽詰まらないと働かない人たちなんでしょうか・・・。

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なんと、こんなにスッキリしてしまい、車寄せも完成してしまいました
バラックが見えないように木を切り倒した後には竹の目隠しを設置

10年ほど前までは、線路内ド乱入黙認の勝手改札口だったパサラヤ口(ヤクザに1000ルピア払って通行w)ですが、ジョーナン時代に封鎖され、それ以来TJとの乗り継ぎ、またパサラヤ方面への連絡が非常に不便になってしまったのですが、利用者にとってようやくの悲願が達成されました。旧本屋側は依然として強い勢力を持つヤクザが牛耳っている為に駅前広場が整備されたとはいえ、それ以上の開発は厳しく、抜本的な改良は出来ないでしょうから、今後はこちら側の利用者が増えていくことでしょう。今後、ブカシ線のマトラマン駅が開業すれば、旧本屋側の地位はかなり落ちることになると思います。力ずくで既得権益を潰していくといったところでしょう。

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改札内2階のコンコース
複雑な乗り継ぎ動線は
マンガライダンジョンの様相を呈しています

一方、ローソンやスタバなどのエキナカ店舗利用者にとっては、この高架ホーム遠すぎる存在です。旧駅本屋/1番線からは、これまで通り一旦地下道を通って5番線へ、そして連絡通路を通って6番線、そしてここから高架ホーム繋がるへの階段又はエスカレーターで、こちらのコンコースへ。そして、さらにもう一度階段、エスカレーターで上ってようやく3階にある高架ホーム(10~13番線)に到達出来ます。初心者の人は、まずは5分くらいかかることを念頭に置いておいた方が良いでしょう。ちなみに、スタバで内職しつつ、午後のチキニに出発する際、これまでなら入線放送を聞いて出れば十分間に合ったのですが、今後はスタバ目の前の1番に入ることもあれば、高架の11番に入ることもあるわけで、先発次発がボゴールから来るのか、ブカシから来るのかをアプリ位置情で確認しておかないと痛い目にあいそうです。

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同じ中国コンサルを使っているのか、バンスーそっくりな高架ホーム(笑)

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13番線ホームの奥にはさらに謎の空間が!!空港行き高速鉄道用なのか!?
というわけではなく、単純に空調関係の機器置き場と、後ろ側にはKAI/KCIの
オフィスがあります

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ちなみに右のエスカレーターが謎の空間に繋がっています
パッと見、実は14番線があるようにしか見えないw

さて、この謎空間にあるKAIオフィス、26日はKAI・KCI幹部のそうそうたる面々が詰めていました。はて?この先には何があるやら?と覗いていると、知った顔がありましたので聞いてみると、質問はよそに、この後運輸相の視察があるので待ってなさいと言われまして、ならばとスタバで待機。時間に合わせ再びこちらに出向きました。既に報道陣の三脚の林が立ち、場所取りされていますので、ウヤではないようです。オフィスからKAI社長やら、DGR職員たちがゾロゾロと出てきまして、ブディカルヤ号まもなく入線!!予想通り、パサラヤ口からの入場になりました。ディディック社長一行がお迎えに上がるというスタイルで、我々もゾロゾロとついて行ったのですが、あくまでもルートは運輸相の気分次第ということでw、パサラヤ改札を経ずにエスカレーターを上がって空港線改札(パサラヤ改札には階段しかない為)に行っちゃったww

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せっかく喜び組要員で若いお姉ちゃんを配置したのに・・・

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KAIディディック社長は今回がお初?と思いましたが、
去年タナアバンの式典でお会いしていました
ブディカルヤはブディカルヤなので、特に新鮮味はありません(笑)

いよいよブディカルヤの御成りということで、三脚の林の報道陣がスタンバイしますが、これまた運輸相は予定に反してこちらに直行せず、ご本人は取り巻きに隠れてしまい・・・。大名行列を撮らんと意気込んでいた報道陣からは、おい何やってんだ!と大罵声w

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さらにスピーチは後回しになり先にホームへ
KCIの広報部長、アンおばちゃんが先導します

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そして、ようやく始まったブディカルヤ閣下からの有難いお言葉スピーチ

本当に食えないオッサンで、スピーチも当たり障りのないわかりきったことだけ。特にお漏らし情もなく閉会。日本のような近代的駅舎になったと心にもないことを宣っていましたが、先日の日本訪問の件もあり、その尾を引いているんでしょうね。接待されて旨いもんでも食ってきたのでしょう。日本なんてどうでもいいので、目下の敵であるバンスーに勝ったのだ!!くらいは言って欲しかったですよww

まだまだ書きたいことはたくさんありますが、急遽、運輸省に登城することになり、寝坊するわけにもいかないので一旦ここで打ち切ります。鉄ヲタ的に気になるポイントはまたいずれ。

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