EF210です。
EF210-303
岸辺駅
EF210のさらに進化したバージョンで、
広島県の瀬野~八本松間で後押しに使用されていた、
EF65の改造機の置き換えを目的に製作されたものです。
瀬野~八本松間の詳細はこちらをご覧ください。
この区間の後押しの機関車は、
蒸気機関車時代は不明ですが、
他の区間で主力で活躍してた機関車が、
最後の活躍のような感じでこれ用に改造されていたのが多く、
EF210入る前は、
EF65を改造した、
EF67が活躍していました。
これの後継機として2013年ごろに出たのが300番台で、
外観の特徴としては、
重い貨物列車後押しのため連結部分は他より強化、
車体に黄色の帯、
車両番号表記がプレートに変更、
先頭部分は入れ替え乗務員のためか手すりが他より出っ張っている。
だと思います。
当初は301~303は広島配置でしたが、
304以降吹田に配置され、
後に3両も吹田に移動していきます。
吹田にしたのは多分運用の効率化が目的で、
後押し以外の本務運用にも使えるようにする目的があり、
西側の起点である吹田のほうが都合がよかったものと思われます。
運用開始当初は他のEF210とごちゃ混ぜになっていたようですが、
300番台限定の仕事が新設され、
吹田から広島までおくりこまれてから、
そこで後押しの仕事に従事、
また広島から貨物を引いて吹田に戻る運用です。
2020年ダイヤ改正以前は、
他の代用として運用される以外は、
京都貨物駅(大体は千里丘駅から大阪貨物ターミナル駅に行ってしまう。)
より東側に行くことは原則としてなかったのですが、
ダイヤ改正以降は、
吹田のEF210の運用に混じって東に行く運用が出てきています。
EF210-306
吹田駅
本文長くなっているため、
残りは次回に。