青春18きっぷ21夏「JR西日本乗り鉄」小浜線 | あぁるびぃの勝手にオフレボ探検隊

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地味に進めております『JR全線乗り潰し』

今回はJR西日本〈小浜線〉を攻略。

 

〈小浜線〉は福井県【敦賀駅】を起点とし

京都府【東舞鶴駅】までを結び

その先の【綾部駅】まで〈舞鶴線〉で中継し

〈山陰本線〉へと通ずる地方路線です。

 

【敦賀駅】まで出なきゃいけないので

〈九頭竜線〉とどちらにするか悩んだのですが

日帰り前提で、しかもコロナ禍の中で

観光もろくにできず店も閉まっている状況。

それに、福井・石川・富山のエリアは特に

北陸新幹線開通在来線がブツ切りなので

宿泊プランでゆっくり挑みたい。海鮮!海鮮!

 

観光できないのは〈小浜線〉ルートも

同じだったんですがどうやら舞鶴湾の

港めぐり遊覧船は運行中という事で

こちらに決めた次第なのでした。

 

まず乗車するのは

ヒョーゴスラビアの岡山県境近く【上郡駅】

朝6:43に出発し3府県187kmを2時間40分掛け

【草津駅】に到着した 新快速 9:22 近江塩津 

【京都駅】まで出れば〈湖西線〉経由の

新快速  敦賀 で直接行けるのだが

乗継時間がタイトなのと

実は近江塩津行きが敦賀行きに先回りして

同じ新快速  敦賀 に乗れるのです。

まぁ、草津→京都の移動時間が無駄なだけです。

 

草津を出て30分【米原駅】に到着

米原から先の〈東海道本線〉JR東海エリア

東海道新幹線と岐阜/名古屋方面の乗換駅

 

【米原駅】で後ろ6両を切り離し

4両編成となった新快速 近江塩津 

ここから実質 普通 近江塩津 となり下がり

各駅停車で〈北陸本線〉を進みます。

JR西日本【米原駅~木ノ本駅】間は以前

『SL北びわこ号』が年数回運行されていました。

注意再生時は音量に注意してくださいお願い

2019年9月8日長浜駅にて撮影。

残念ながら、乗車は叶うことなく2020年5月

コロナ禍の中ラストランもなく運行終了宣言。

 

JR西日本の言い分は

1使用している12系客車の老朽化

2換気の問題でコロナ対策が出来ない

という事らしいが・・・

ニートレしてる「サロンカーなにわ」の14系を

充当することも可能なはず・・・

グリーン料金もぼったくれるし団臨か貸切でしか運用無いんだから

それでも、湖北エリア沿線の復活の願いなのか

『SLが走る湖北路』の看板がまだ残されてます。

まぁ、検査明けの本線試運転はここを走らせるそうですが

本音はコスパの悪いSLを走らせたくないんじゃないかと?

木次線の「奥出雲おろち号」もおんなじ理由じゃ?

 

余呉湖を過ぎ10:37【近江塩津駅】に到着

てか目的の【敦賀駅】まであと2駅15分なのに

何故ここで運転切り上げなのか・・・

支社境界があるのは解るが同じJR西日本でしょうが・・・

という訳で待ち時間25分駅前に出てみる。

同じ列車に乗っていたハイキング客が

駅前でタクシーを拾ってます。

国道8号に面している【近江塩津駅】

周りを山に囲まれた旧中山道

そして敦賀から続く海産物を運ぶ塩津海道

奥琵琶湖エリアの要所だった所も

今や、大阪・名古屋と北陸を結ぶ単なる通過点

恐ろしく駅前は何もなく・・・

 

盛り土の上に作られた駅は

道路に掲げられた案内標識が無ければ

その存在すら気づかれそうにない。

駅舎は昔の宿場風の造りで、雪の多い地域の

高い吹き抜け天井、奥には閉店した食事処が

待合室として残されています。

そんな駅なので簡易委託駅になっていて

きっぷの発券は窓口でやるけど改札は無人。

4番線まである長く暗く続く地下連絡通路には

ICカード用簡易改札が置かれてるのみ。

一番奥の4番線まで行くと・・・

真夜中に一人できたら泣きそうな雰囲気の

苔汚れが付いた上り階段を昇りきると

さらにホームへ続く通路は

耐雪耐寒のシェルターを兼ねた待合室

そしてやって来た〈湖西線〉経由の

姫路8:09発 新快速 11:01 敦賀 に乗車

何かをする時間もなく11:15【敦賀駅】到着

〈小浜線〉の出発時間まで1時間ほどあるので

駅前に出てみる。

北陸新幹線敦賀延伸絶賛工事中

駅前通りを歩いてみるも、このご時世

けっこう閉まっている店も多くひっそりとしている

通りの歩道には所々に

銀河鉄道999と宇宙戦艦ヤマトの像があり

敦賀港開港100周年の時に置かれたようです

周辺散策もこの辺で切り上げて【敦賀駅】に戻る

時間もそれほどないので、軽く駅横の蕎麦屋で

そばを食べてホームに上がる事に。

駅横の交流館の入り口には工事が遅れている

北陸新幹線の開業予告でW7系がデカデカと。

そしてホームには北陸新幹線が開業すると

【敦賀駅】止めになるであろうサンダーバード雷

将来的に北陸新幹線が小浜経由の京都接続に

なると存在理由が非常に微妙な立場になる。

敦賀~京都間の新快速に対して40分の

アドバンテージは大きいけどねぇ。

 

まぁ、今日の主役は〈小浜線〉と言いつつ

ここまで書いてまだ乗車してないですが・・・

〈小浜線〉のホームに上がります。

奥の待機線から入線してくる

 ワンマン 普通 12:20 東舞鶴 125系2両編成

乗客が増加したときのために

あらかじめ3Dr車に改造できる構造の微妙な

シート配列とドア転用スペースのある車両。

車窓を見るのにベストな席はことごとく

優先座席に当てがわれていて

座った席からの車窓は今一つ。

〈小浜線〉は敦賀を起点に若狭湾に沿って

美浜~三方五湖~小浜を経て舞鶴へ進みます。

若狭湾の中にさらに湾があるという複雑な地形。

陸の孤島に近い地形が続くこの地は

『原発銀座』とも呼ばれる原子力発電所の

密集地です。

三方五湖の最寄【三方駅】を越えると山を迂回し

線路は海岸線から離れ川沿いを走り【小浜駅】

 

再び海岸沿いに線路が近付いて来ると

海の中にお椀をひっくり返したような小島。

天然記念物の木が自生している[蒼島]

小浜湾沿いにはたくさんの海水浴場が

あるのですが、このご時世海開きは無く

駐車場の入り口は閉鎖され車も人の影も

ありませんでした。

若狭大島へ渡る[青戸の大橋]を過ぎると

【若狭本郷駅】です。

この駅には、大阪花博会場で走らせていた

蒸気機関車『義経号』のレプリカが置かれ

それだけではなく、花博会場に建てられた

駅舎まで移設してあります。

天気の良い日なら、降りて駅舎や義経号を

見ても良かったのですが・・・

ここに来て、とうとう雨が降り始めました。

しかも、なかなかの横殴りの本降りガーン

この天気じゃ艦船めぐり所じゃありませんショボーン

という事で【東舞鶴駅】に到着した後

乗継待ちの間に改札を出てタバコ休憩と

会社への土産を買ったりしておきます。

駅前ロータリーの街頭には

「海軍舞鶴鎮守府開庁120年」の旗があり

ゆかりの施設や通りなどを巡るスタンプラリーも

開催しているようですが緊急事態宣言で

関係施設の休館もあり寂しい感じがします。

駅コンコースには

「鉄道むすめ」JR西 山陰本線代表城崎このり

「艦これ」のイベントパネル

「舞鶴鎮守府」スタンプラリーのチェックポイント

三笠なつみのパネルが置かれていました。

舞鶴市内は、艦名を付けた通りがあるようで

三笠は横須賀の岸壁にコンクリートで固められ

「世界三大記念艦」として保存されている戦艦

5年前Nurの点検で横浜行った時に寄った三笠公園の『戦艦三笠』

 

とまぁ・・・

〈小浜線〉の乗車ブログなのにそれ以外の内容が

ほとんどを占めてますがてへぺろ

雨の中、どこに向かう事も出来ないので

とっとと帰る事にします。

 

乗車するのは

 ワンマン 普通 15:19 綾部 です。

この111系か113系か115系なのかはっきりしない

抹茶色の電車で〈山陰本線〉【綾部駅】へ。

隣の【西舞鶴駅】では丹鉄の「丹後 あかまつ号」が

運休のために留置線に留め置きされ。

10月に予定されていた「丹後 くろまつ」の

〈小浜線〉乗り入れも中止になってしまいましたね。

 

【綾部駅】に到着し乗り継ぎです。

青春18きっぷなので当然普通列車。

前回は「丹後の海」車両に乗りたかったので

課金しましたが、今回は無しです。

223系 ワンマン 普通 16:07 園部 に乗車。

この後【園部駅】でまた乗り変え。

221系 快速 17:16 京都 に乗って

【嵯峨嵐山駅】の嵯峨野トロッコ列車を見つつ

18時前に【京都駅】に帰り着きました。

 

この日は〈小浜線〉がメインだったのに

肝心の〈小浜線〉乗車中はずっと雨で

車窓も雨でかすんで小浜湾の景色や

沿線の風景を楽しむ事は叶いませんでした。

寒くなる前に〈小浜線〉にリベンジして

港めぐりの遊覧船に乗りに行けたら

良いなと思っております。

 

最後までお読みくださりお疲れさまでした。

 

さて、この青春18きっぷ21夏シリーズ

後1回を残すところとなりました。

次回も、お読みいただけると幸いです。

ありがとうございました。