北海道新幹線
今まで北海道にはすべて新幹線利用で行っていた。
妻は時間がもったいないと言い、格安航空で北海道に行く。
新千歳や札幌で待ち合わせた。
今はコロナ禍ということもあるせいか、鉄道旅はおもしろくない。
景色も見にくいし、ただ長いだけである。
車販も食堂もない。
車内放送も腹立たしい。
会話を控えめにせよ、とかの説教口調でいわゆる“上から目線車内放送”にはうんざりする。
前回の臨時特急ニセコでの車内放送は、そういう内容は一切なかった。
従って、乗客はうるさかった。
うるせーと思った。
しかし、乗客は爺さん主体なので、皆2回接種を受けた人ばかりなのだろう。
説教みたいな車内放送は、ワクチン2回接種しているものからすると、うるせーとしか感じない。
ただし、私は基本一人旅なので、誰とも話すことはない。
いや、話したくない。
JR北海道では、新幹線5周年を喜んでいるが、こんなつまらない旅では、一般の人はよい印象は受けないと思う。
自分が乗るときは、いつも新青森からはガラガラである。
8月に感染者が急増したのは予想外だが、「臨時特急ニセコ」はさりげなく運行した。
日々感染者が減っているのだから、それでよかったと思っている。
臨時特急ニセコ
さて本題。
私が思うには、新幹線が札幌まで開業しても乗客は増えないだろう。
何しろ羽田ー新千歳は早く手配すれば、8,000円以下で行ける。
新幹線は札幌から首都圏までは26,000円かかる。
時間と費用の差を考えれば、言うまでもない。
開通したときは、自分はこの世にいないだろう。
生きていても今ほど活動的ではない。
前にも書いたが、カシオペアのような寝台特急を作るくらいの意気込みがあれば別だ。
時代が変わるからどうなるかがわからない。
予測は外れることが多い。
今、各観光地はほとんどが日本人だ。
正直なところ列車内は静かだし、列車を遅らせることもない。」
今まではよくそういう事態に遭遇した。
列車の停車時間も短く、駅弁食べる楽しみもない。
東北、北海道、四国には自分はよく出かける。
大都市圏との違いを実感する。
今の時期、外国人観光客に頼らない観光のあり方を考えるにはよい機会である。
コロナのプラス面を考えるよい機会である。
ふだん外出するとき、マスクを気にする現在の生活を何とかしてほしいと願うこの頃である。