今月も近所の書店で鉄道ファンを購入してきました。鉄道ファンは今年で創刊60年、2021年11月号の表紙は京都市営交通烏丸線の新型車両20系でした。特集はキハ183・キハ185系です。価格は1,150円。管理人が初めて本屋さんでファン誌を手に取り購入してから50年を迎えました。鉄道ファン愛読50年、1971年11月号の表紙は秋田機関区で撮影された奥羽本線の新鋭機ED75700番代でした。当時の価格は350円でした。本誌はリアル購入ではなく名古屋の大須にあるポポで最近購入してきました。一時この時代のファン誌はかなり高価でしたが定価以下の価格で購入できたのが意外でした。世は電子化の時代なのでしょう。さて巻頭には陸羽東線のC58、特集はあいづ線のC11、奥羽線のC61、復活蒸機でも知られたC11312やC6120現役時代の写真が掲載されています。C61については青森区から宮崎区へ転属し活躍を開始したころの話題です。中津川区のD51265が古虎渓駅周辺で発生した山火事の消火活動に出動した話題も掲載されていました。蒸気機関車の現況では昭和46年3月末18形式1599両が残っていたとのことです。只見線が8月29日に全通したのもこの頃でした。開通式には田中角栄通産相の姿も掲載されています。REPORTには磐越西線の大きな記事として新津機関区主催SL撮影の旅、参加者400名が定期列車で先回りしてC571が牽引する臨時列車を迎え撃つという企画でした。日出谷駅の転車台で撮影会が開催され、さらにお座敷列車を牽引するC57181とC571が日出谷駅で並び、という夢のような企画でした。当時は磐越西線にC57の運用はなくこの並びは珍しい光景とされましたが、いつかJR西日本との共同企画でC571里帰りC57180と並びなんて夢を見てしまいます。一方、この時点でC57180は新津第一小学校へ保存されていたようで、こちらも保存場所まで仮線路を敷いて自力で移動したという復活を予感させるような機関車でした。小郡区のC621が動態保存されるとか(実現していないですね)、岡山区で保管されていたC59164が奈良区へ移動し竜華からはD51452が先導した話題。そして稲沢一区に残った臨港線のC50が7月限りで役目をDLへバトンタッチ、これで同区は完全無煙化かと思いきやヤードに入れ換えにD51が活躍していたようです。広告では関水金属からNゲージ国鉄蒸機C62が新発売、5000円。カツミのHOゲージEF651000番代完成品が9950円でした。このモデルはひさしがないのが特徴でした。興味尽きない話題が満載1971年11月号、ぜひ機会があればバックナンバーをご覧いただきたい一冊です。

 

  


↓↓↓

ブログ村に参加しています。よろしければクリックをお願い致します。