関東地方は今日も曇りが続いています。

こんな日は家に引きこもっての模型弄りには持ってこい?の日和だったりします。


先日某所での運転会にて、御一緒させて貰った方から、TOMIX 485系のモーター車から異音出てると教えてもらい、家に帰ってから試運転させたところ、やはりわずかながらですが異音が有ることを確認、車体をひっくり返しして、台車を外しウォームギア部を見るとご覧の通り。




こりゃあ、異音のひとつも出るわなぁと即座に思うくらいのグリスの劣化ぶり。


とりあえず、車体をさらに分解してウォームギアを取り出します。



車両の購入情報などを管理しているExcelシートを見ると、この車両の購入は2014年3月ですから、もう7年以上経ってるんですね。


ということで、日曜日の朝食前にメンテナンスをスタート、ウォームギア内の清掃と、新たにギア部へのグリス塗布、ウォームギアケースと駆動部の接続点にオイル塗布しました。



上はウォームギアの古いグリスの除去前で、下が除去後。



そして、ケース内も綿棒で拭き取ります。


ひとしきり清掃を終えたあとで、ウォームギアにはグリスを新たに塗布、ケースと駆動部の接続点には、少量のオイルを同じく塗布します。



ちなみに、使ったグリスとオイルは定番のこちら。



車体をもとの通り組み上げて、うちの試験用簡易レイアウトで試運転。




動画は有りませんが、見事異音が消えて、快調な走りが復活しました。


そして、調子にのって、6両フル編成での試運転も。。。。と意気込みましたが、まさかの編成内の2両で室内灯が不点灯に。



ん~、あちらを立てればこちらが立たず、みたいになかなか上手く行きません(笑)。


まぁ模型車両は精密なパーツの塊みたいなもんですから、7年も使ってりゃその辺は仕方ないこと。


一旦はこの状態で作業を終えて、室内灯の不点灯については、また別途の対応をしようかと思っています。


ちょうど、この限定でリリースされた、TOMIX【98924】かがやき・きらめきセットから、北陸シリーズの485系の購入が続くため、今後は実車同様の更新対応が必要な時期に入ったのかもしれません。


まぁ、新モーターも発売されたことですし、状況によって、今回のような分解・清掃対応とするか、モーター交換するかで、今後もしのいで行ければと思っております。


なお、最後に本記事でのメンテナンス方法は、あくまで個人的な手法に基づいたものであり、この方法にて破損や故障が万が一発生しても、本ブログではその責任を負うものでは有りません。