2018年のダイヤ改正で誕生した5000系による京王ライナー。橋本、京王八王子から新宿の間を朝は上り、夕方から夜は下りが運転されています。そしてもう1つの系統が高尾山口へ向かう臨時便。土休日に数往復運転されており、臨時便ながらもほぼ毎週運行されています。この高尾山口系統の臨時便、今後定期列車になることはあるのでしょうか。


結論から言えば、可能性は高いと考えられます。2021年の10月末より、京王ライナーが土休日に明大前に停車することが発表されています。これにより井の頭線から高尾山口へのアクセスが向上し、更に京王ライナーの利用客が増えると考えられるからです。現在高尾山口系統では臨時幕を表示していますが、K-TIMSに運行設定を追加すれば容易に定期列車にすることが可能なのです。ただし、前後の間隔を調整しなければ前を走る各停に追いつくことなどが考えられるため、その辺りの対策は必須と思われます。 




更なる高みを目指せる京王ライナー。高尾山口系統の設定がおこなわれれば明大前停車と併せてさらに利用客が増えそうです。