世界最速 | 錯乱坊の徒然日記

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気の向くままにいろんなことを書いてます。古い記事には特撮,アニメ,鉄道ネタがたくさんあります。

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デビュー当時の500系はフランスのTGVやドイツのIECとともに世界最速タイの最高速度300km/hで運転され、広島~小倉間の平均速度は261.8km/hで、TGVを上回る世界最速であり、千九百九十七年のギネス世界記録に掲載されたのは錯乱坊の生涯の中でも最高の誇りです。こんな体験をした人は世界広しと言えども錯乱坊ただ一人でしょう。
 

 

 

今ではアナログ信号方式のATCは日本の新幹線からは完全になくなり、デジタル信号方式に切り替えられ、所要時間と列車間隔の短縮や乗り心地の改善を実現しています。さらに最高速度200km/h以上の超高速鉄道で営業運転、試験運転を通じて事故による乗員、乗客の死傷者ゼロを継続している国は日本と日本から新幹線を輸入した台湾だけです。安全性に関しては日本の新幹線は文句なく世界一の乗り物です。

二千七年に開業した台湾高速鉄道のデジタル信号式のATC地上装置も錯乱坊が中心になってシステム設計しました。最高速度は500系と同じ300km/hです。開業前後の二年間ぐらいは一ヶ月に一度は一週間ほど台北に通い、夜中まで怪気炎を上げていました。あの頃が一番、元気だったなあ。