先週の木曜日の分になります。
9月10日に引き続き、Over the Rainbow号の最後を見届けるべく駿豆線に行ってきました。運行最終日となる9月20日には行けないことがわかっていたので、自分にとってはこれがOver the Rainbow号を撮れる最後の機会となりました。
いつものように電車を乗り継ぎまして、まずは伊豆長岡と田京の間の直線からスタート。
この区間は線路と道路の距離が離れているので、側面から思いっきり流してみました。ここまで思いっ切り窓にラッピングしても車内からは外が見えるという。改めてすごいなと思います。
このまま伊豆長岡駅まで移動しまして…、
ここでは3501Fとの離合を。駿豆線開業120周年で江ノ電カラー 軌道線カラーに塗り替えられた編成と、4年ほど前にいきなり金色の顔になった編成、まさしく異色の組み合わせです。
ところで、今でこそ江ノ電みたいな色をしている3501Fですが、かつてはこの編成もラブライブラッピングを纏っていました。2016年4月27日から運行を開始した3501Fの初代ラブライブラッピング電車。翌年の4月8日からは3506Fの「HAPPY PARTY TRAIN」が運行を開始し、駿豆線はラブライブラッピング2編成体制となりました。
その後は2018年4月1日に3501Fのラッピングが終了しまして、ラブライブラッピング電車は1編成のみとなりますが、同年の12月13日から7502Fの「Over the Rainbow号」が運行を開始し、再び2編成体制となります。
そして2021年9月20日のOver the Rainbow号運行終了により、ラブライブラッピング電車は再び1編成体制へと戻るわけです。電車がこれ以上増えることは今のところなさそうですが、バスの方は未だに増殖を続けているところが実に恐ろしいです。
さて、伊豆長岡駅に戻って電車に乗るのですが、踊り子号の案内板が更新されていることに気付いたので1枚撮っておきました。
こちらが従来の案内板。3月のダイヤ改正で駿豆線内に直通する踊り子号にもE257系が投入されて全車指定席となったため、駿豆線内にも特急料金が設定されました(一律200円)。また、日曜限定の踊り子102号(と土曜限定の117号)が廃止となっています。
さて、お次はそんな踊り子号との並びを。
本来であればOver the Rainbow号は2020年3月で運行を終了していたわけですから、E257系との組み合わせはラッピング期間延長によって実現した光景というわけです。
思い返せば、1度目のラストランヘッドマークの時はまだ185系がバリバリ現役だったんですよね…。まさか右の方が先にラストランを迎えるとは。
この後は一気に三島広小路まで上りまして…、
源兵衛川で1枚。普段は石や板の上を通って川の中を歩けるみたいなのですが、増水でそれどころではありませんでした。
さて、この後は少し時間が空くので沼津駅へ。
久々の撮りバスです。まずは東海バス3号車。Guilty Kiss仕様の回送表示でした。
続いて伊豆箱根バス2号車。伊豆箱根バスの方は現在も運用変更が続いているようで、どのバスに会えるかはまさに運次第。それもそれで楽しいですよね。
そして東海バス2号車が登場。
このバスも気付けば運行開始から4年半が経過しているわけですが、一向にラッピングが解除される気配がありません。果たしていつまで走ってくれるのでしょうか…?
ちなみに駅前の雄大 SUN!SUN! サンシャインCafeは臨時休業中。また活気が戻る日が来てほしいものですね…。
この後は再び駿豆線に戻り、Over the Rainbow号撮影の仕上げです。
まずは三島広小路駅に入線してくるところを1枚。だいぶ暗くなってきたので、前照灯が点灯していました。
三島からの折り返しも三島広小路駅で。踏切の明かりがいい仕事をしてくれました。
で、夕飯を挟んで大場駅へ。
110レ 普通 三島 7000系7502F 大場
先日の修善寺バルブに引き続き、大場バルブもロービームで撮ることができました。
ところで、今までは三島田町駅に設置されていたAZALEAのパネルが大場駅に移動していました。どうやら駅係員配置時間の都合のようです。チラシを避けるように配置されているのがなんかいいですね。
さて、最後は三島駅へ戻りまして…。
9番線に停車中のOver the Rainbow号を。これが最後の撮影です。
その名の通り、虹のような車体色が美しかった「Over the Rainbow号」。あまりの晴れなさに心が折れかけたり、貸切運転に参加させていただいたりと思い出深い編成ですが、これで本当にお別れです。姿が見えなくなるまで見届け、帰路につきました。
近いうちにOver the Rainbow号の今までの写真をまとめた記事を1本書きたいなと思っています。この記事はここでおしまいです。
さよなら Over the Rainbow号