写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1727列車 「 甲111 JR東日本 キヤE195系(LT-4編成)の甲種輸送を狙う 後編 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



本日は秋分の日という事でお休みに

なりますので、遠くへ日帰り鉄活を

予定しておりました。


予定は未定だったのですが、前夜に

何気なくカミさんからドライブへ

行きたいとこぼされてしまいました。


今月は12日と20日にガッツリ鉄活で

家を空けていましたし、19日は子供の

都合で動きましたから偶にはカミさん

優先も必要か、と思えまして。


カミさんに何処へ行きたいか尋ねると

とーれとれぴーちぴち蟹料理ー♪と

歌われてしまいました。


それは何処へ行くかでは無く、何を

食べるかでは?と思いつつスルーして

蟹料理を食べさせてくれる茨木の

お店を予約。


こうして

ワタクシの休日は非鉄となりました。



さて、今回の更新は前後編となります

ロンキヤLT-4編成の新製出場甲種を

撮影致しましたご報告の後編をば。

 

前回は専用線を豊川へ向けて

走る場面を撮影致しましたが、その後

列車を追いかけまして我々一行も

豊川方面へと向かいます。


機材を片付けて車に乗り込み、狭い

住宅街の入り組んだ道を低速で走って

数分で目的地に着きます。

 

専用線に布陣していたキッズ達の

グループが、全力疾走で我々の後を

追いかけてくる姿は鮮烈でした。

 

車がなけりゃ、そりゃ走るしか

無いですからね。

 

座席に余裕があれば乗せてあげる所

なのですが、こちらは既に満席でして

心中でキッズらを応援するのが

関の山でございました。

 

 

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2021-09-20 9772列車

停車中の列車を撮影致します。 

 

日車から出場する甲種輸送の撮影では

よく目にします定番シーンを、撮影

する事が出来ました。

 

実はちょっと憧れておりました、この

アングルでの撮影。


川重や近車から出場する甲種の場合

DE10が牽引する編成をじっくりとは

撮影出来ません。


走行シーン一発勝負となりますので。


切り抜きナンバーにスノープロウ無し

更には関西では見掛けない鉢巻白帯の

DE10ですから、この機会を活かして

丁寧な撮影を意識致しました。



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2021-09-20 9772列車

ついでにケツ打ちもしておきます。

 

キヤの後端は養生も無くすっぴんを

晒しておりますので、ガイコツ顔が

チラリと伺えます。

 

やはりあの顔つきは気になりますから

もちっと寄ってみたいと思います。

 

 

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2021-09-20 9772列車

隙歯なガイコツ顔を拝む事が叶い

後打ちも満足致しました。 

 

キャブ後にプレハブが積載される為

骨っぽさが薄れておりますが、それも

甲種輸送ならではな光景でしょう。

 

実際に稼働致しましたら、もう

積載状態は拝めませんから今だけの

貴重な姿という事でシャッターを切り

悦に入っておりました。

 

 

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2021-09-20 9772列車

前に回りまして望遠構図で編成を

抜いてみます。

 

2エンド先頭なら絵になった所ですが

1エンドが前だと望遠では短鼻が隠れ

デイトらしさが半減となります。

 

ですので、レンズを付け替えまして

広角気味な構図で列車を仕留めます。

 

 

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2021-09-20 9772列車

被牽引車を意識しますと

望遠構図の方が良い様にも思えますが

個人的にはこちらのカットが良き哉。

 

 

所で、この撮影では脚立を使用して

いたのですが、撮影後に移動しようと

脚立を降りた途端、後ろにいた

若い子が驚きの言葉を発しました。

 

次、脚立使いますんで。と言って

いきなりワタクシの脚立を

使おうとするのでございます。

 

さも自分が使うのが当然の様に。

 

一言、少し貸して下さいと言えれば

なんぼでもお貸しする所なのですが

突然勝手に使おうとされますと流石に

面喰らいます。

 

ですから、教育すべくその旨を

伝えようとした所、プイッと顔を背け

立ち去ってしまいました…

 

偶に居るんですよ。

 

コミュニケーションというものを

ほんまに不得手とする方が。

 

顔はバッチリ記憶しておりますので

次に見掛けたら先にこちらの方から

声を掛け、脚立を貸してあげようと

思います。

 

1回500円で。

 

 

そんなエピソードを経ましてお次は

本線の走行シーンを狙うために、再び

車を走らせて移動致します。

 

この日は晴れ時々曇り、という予報が

外れましてのドン曇りでございます。

 

天候、甲種撮影後の予定を鑑みて

どこで撮影するかを決めております。


向かいました先では、またもや

同席した熊の氏らと歓談しつつ列車を

待っておりますと、俄かに雲が去り

陽光が降り注ぎ始めました…

 

 

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2021-09-20 9772列車

ドが付くピーカンでは無いものの

側面が影になりますので、列車に

寄り気味の構図を組んで挑みました。 

 

も少しサイドからの撮影でしたら

焦点距離が長くてもデイトの短鼻が

判るのですが、この構図では

難しい事でございました。

 

ですので、いつもの様にレンズを

ズームアウトさせまして、好みの

焦点距離に切り替えて撮影を再開。 

 

 

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2021-09-20 9772列車

橋梁を渡り切る手前まで引きつけて

シャッターを切りました。 

 

空模様はドロドロとした感じですが

我々の背後からは燦々とした光が

降り注ぎましたので、ベストとは

申し難い結果となりました。

 

浜名湖橋梁や鷲津などでは良い光線で

撮影出来た様なのですが、この後には

別の予定もありましたので我々は

ここを選択しております。

 

その結果がこれですから、仕方がない

事なのでございましょう。 

 

 

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2021-09-20 9772列車

今回の〆。

 

連写しました2枚目となります

カットを〆に据えておきます。


列車はこの先、豊橋から東海道本線

入り西浜松まで走ります。


翌21日に甲112で出場した3両と連結し

西浜松からは11両フル編成+ヨ3両で

小牛田へ向かいました。


お仕事が休めるのであればそちらも

撮影したかったのですが、残念ながら

働かねばなりません。

 

これをもちまして、キヤE195系の

甲種輸送撮影はスケジュールを全て

終える事となりました。

 

合間に撮影した列車たちや、この後に

狙いましたアレコレにつきましては

遠征記事として後日改めて更新をする

予定でございます。

 

年内に更新出来れば良いなぁ、という

くらいには色々と未更新の写真が

溜まってきておりますので、気張って

更新せねばなりません…

 

それにしましても日車出場の甲種、

大変楽しい時間となりました。


初めて訪問致しました豊川界隈ですが

どこも魅力的でございます。


日車出場の甲種を撮影する機会が再び

あるのであれば、この経験を活かして

取り組みたいと思います。


 

最後になりましたが

ご一緒いただきましたお歴々の皆様、

お会いした皆様に改めて感謝申し上げ

閉幕とさせていただきます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!