続、ミラーレス嫌いの私がEOSR5を半年間使用した検証と感想とEOSR3(笑) | 東上線ブログ

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東武東上線ユーザーのブログです。季節折々の風景と共に趣味で撮影した写真をアップします。

3月EOSR5が届いた時に「ミラーレス嫌いの私がEOSR5を選択した理由」を書きましたが、

今回は約半年間使用した検証と感想を書きます。

これまでにシャッターを押した回数は約15万回です。

これはEOS5DMarkⅣのシャッター耐用回数に相当します。

使用する前のEOSR5を選択した理由を黄色

約半年間使用した後の実際の検証と感想を緑色で書きますね。

あくまでも個人の検証と感想です(^_^;)

1.加齢に伴う視力の衰え

特にこの季節は花粉症との合わせワザでピントの山がつかめないのです。

EOS5DMarkⅣ+EF100-400mm+EX2だとf/11になりAFが使えずマニュアルでピントを合わせる事になります。

EOSR5はf/22までオートフォーカス(AF)が可能との事です。

今の私の手持ちのEFレンズすべての組合せでAFが可能になると言う事です。

【検証1】

まさにその通り、すべての手持ちレンズでAFが可能になりました。

お陰で大きく生活で変わったのは、車の運転以外でメガネを使わなくなりました。

これまでの撮影ではメガネはAFエリア外と申しますか、置きピン等でピントを合わせる際に必需品でしたが、本当に必要無くなりました。

遠くの被写体はカメラ越しでしかはっきりとは見えませんがファインダー越しに見えれば全く問題なし。

 

2.AFエリアの広さ

この問題はミラー有ではEOS1Dx3でも解決出来てはいないですね。

にわかに信じがたいですが、ほぼほぼ100%でAF可能ですって!これは凄い!!

【検証2】

顔+追尾優先AFの食いつきは本当に素晴らしいです。

ただ、複数人いる時にそっちじゃない!とイラっとする時もあります。

マニュアルでピントを合わせるよりも間違いなく速いです。

EOSR3の視線入力だとこの問題がクリアーされているのでしょうね。

your EOS. このAF設定をTPOに合わせてどれを選択するか、使いこなすかがカギですね。

まだ使いこなし切っていません(^_^;)

 

3.すべてのEFレンズでPL効果を得られる

一番の楽しみは、

これまでは出目金レンズの前にフィルター取り付きませんでした。

こちらを使えばカメラとレンズの間に入るので出目金レンズでもPL効果が得られます。

【検証3】

11mm側でブルーインパルスのスモークを強調するためにPLフィルターを使いました。

どん曇り最悪な撮影条件でしたが、雲にメリハリを付けるためにPLフィルターを使いました。

PLフィルターをレンズを交換する度に取り付ける必要がなくなりました。

何より口径別にPLフィルターを揃える必要が無くなりました。

それとレンズ交換しても間にPLフィルターがあるのでホコリ等の異物の入り込みを一切気にする必要がありません。

唯一マイナス点は付け忘れです(^_^;) これは私の不注意ですがね。

夕方撮影に入って何かAFがいつもより合い辛いと思って良く見たらPLフィルターが付いていることに気が付く事がたびたび(^_^;)

 

4.常用最高ISO感度51200

EOS5DMarkⅣの画像:

夜間工事撮影の自由度が増す。もっと綺麗に粒子が荒れなく撮れるハズ。

【検証4】 2021年07月13日撮影EOSR5の画像:

EOS5DMarkⅣまでは肉眼でピントが合っているかファインダーを確認しなくてはなりませんでしたが、暗くて分からず、あらかじめ置きピンでそこを通過する前から連写して後からジャスピンを探す感じの撮影でしたが、EOSR5では難なくAFでピントを合わせ続けてくれました。

暗視ゴーグル越しに撮影している感じで、ファインダー内が肉眼で見るよりはるかに明るいのです。

これは驚きです。

写りもEOS5DMarkⅣでは背景が黒つぶれする事が多かったのですが、

EOSR5では背景も撮れてしまっています。

ただ、作品的には撮りたい被写体だけがしっかり撮れた方が力があるのですが、

EOSR5は写り過ぎです(^_^;)。

撮り方でどうにかなるのかなぁと考えています。

 

5.EOS5DMarkⅣの操作系を継承・進化

SONYとの総取り替えを躊躇った1つ、体で覚えている操作性。

今なら、何も考えずに勝手に手が動くので同じ操作はありがたい。

【検証5】

全く操作性は違和感なく移行できました。

 

6.シャッター耐用回数がこれまでの3倍以上。

今回EOS5DMarkⅣのシャッター交換等、思わぬ出費となってしまった。

これまでの約15万回の3倍以上は頼もしい。

【検証6】

既に15万回以上シャッターを切ってしまいました(^_^;)

本当はもっと抑えたいのですが、EOSR5にはそれなりの理由があります。

被写体をファインダー内にとどめてピントを合わせ続けるにはシャッターを押し続ける必要があります。

特に暗い時間帯の撮影では1度ピントを外すともう合わせ切らないで電車通過してしまいます。

側面からの流し撮りもシャッターを押し続けていないとファインダー内の同じ位置に被写体を置いておけないので高速連写になってしまいシャッター回数が必然的に増えてしまいます。

連写速度:H+モードならギリ私の要求に応えてくれる感じですが、側面流しでEOS5DMarkⅣまででしたらSS:1/8まで落とせたのですが、今はSS:1/20までで、失敗してもいいやと思う時や暗くてどうにもならない時はもっと下げてチャレンジしています。Hモードは明らかに画面が喪失するのが分かります。

撮影条件的に厳しくSS:1/8を選択してダメ元で連写、1枚だけ止まってくれました。

 

7.秘かに期待している撮影効果

どう頑張っても一眼レフでは手前から奥までピントを合わせるのは難しい。

むしろこのピントの浅さが売り。

これが解決出来れば、Nゲージのコレクションをアップしようと思っています。

【検証7】

実はコレは未だ上手くコントロール出来ていません(^_^;)

7枚合成

本当は最後尾までジャスピンに合成したいのですが思うようにコントロール出来ません。

因みに次の写真は1/7枚目のカット、ピントの合う場所が自動で少しづつ後ろになり、撮影した枚数合成されて1枚に完成するのですが、後ろまでたどり着いていません(^_^;)

場数を踏むしかないというか、こう言う写真はスマホで撮った方が楽ですね(^_^;)

 

良い事ばかりではない、気になっている点をアップします。

8.バッテリーの持ちが気になる。

私の撮影スタイルは下手な鉄砲数打ちゃ当たる。で1日2,000枚撮影する事もあります。

ファインダー[なめらかさ優先](エコモード/ファインダー撮影時)で約550枚

一応、こちらも購入してバッテリー2本で対応、ただしLP-E6NHは今回のカメラに付いて来たのみ。

後は、LP-E6Nが2本とLP-E6が6本。

カメラはコンパクトですが、バッテリーグリップ付けて予備のバッテリー持ったら結構な荷物に、

宿泊撮影旅行の時は充電器も複数必要になりそう。

撮影スタイルを変える必要があるかもね。

【検証8】

バッテリーとグリップの検証はコチラ↓

 

9.電子シャッターでの流し撮り連写は大丈夫か

【検証9】

先日アップした写真の部分トリミングですが、EOS5DMarkⅢでジャスピンで決まっています。

右から飛び出して来てから電車のスピードに合わせてカメラを振って流し撮っていますが、

EOSR5で撮れる自信がありません。春先に葉芹草流しでSS:1/20以下では全滅でした。

やはりファインダー実像に限ります。

この唯一とも言えるEOSR5のマイナス点が、EOSR3では改善されている!?

痛いところついて来たなぁと言った感想です。

ただ、11月末の販売価格が74万8千円ですって・・・・

 

そのあとEOSR1が出るのでしょ、カメラ1台100万円の時代になるのですね。

 

新たな問題点も

ホワイトバランス:4,500固定で撮影しているのですが、

カメラを向ける方向上り下りで色合いが全然違うのです。

ホワイトバランスをオートにしたら変わったので固定にして撮ってみても同じ結果なのです。

かと言って上り下りでホワイトバランス変える余裕はありません。

これは撮って出し出来なくなるので困ります。

後、未だSDカードユースのみでCFexpressカードは未だ購入していません。

確かに、RAW+JPEGで撮影していると連写途中で書き込みに行ってしまい、

撮影出来なくなってしまいます。

因みにSanDisk Extreme PRO 256GB 170㎆/sを使用しています。

動画を撮らない私はこれで十分です。

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