9月20日、鹿児島本線のSL人吉の復路を撮り終えた煙のぼせはいつもであれば速攻で帰宅し、遅くとも19時前には我が家に着きます。しかしながら今日は思うところがあって寄り道というか回り道です。目指すは大分県の豊後森駅近くの機関庫公園です。
ここで静態保存の29612と満月のコラボを!との目論見です。19日に行こうかとも思いましたが21日が中秋の名月でかつ満月。20日のほうが満月に近づくので20日しました。緊急事態宣言下で他県への遠征ははばかられるところではありますが、2回目のワクチン接種から2週間以上が経過しておりお店はコンビニさえも寄らず他の方と接触しないことでご容赦ください。
ちなみに21日の夜は福岡市は曇り空からの降雨で中秋の名月は見ることはできませんでした。また中秋の名月は必ずしも満月にならなくて今年は数年ぶりにその両者が重なるとのことでした。
国道3号線を北上し久留米市で右に。やがて久大線に沿って東に。目的地の豊後森駅に着く10数分前に満月が見えました。
期待通りのほぼ真ん丸の大きな月で期待が膨らみます。しかし雲も多く不安もあります。
しばらくして目的地近くの駐車場に到着。カメラ2台と三脚さらには照明器具などの機材をもって機関庫へ。
陽が沈むとすっかり涼しくなってます。長袖を持ってきて正解でした。機関庫には誰もいません。物音もなく寂しいです。そんな闇の中に浮かぶ漆黒の29612はモンスターのようにも思えます。
さてこのモンスターをどのように満月と絡めるか?幸いにも雲は少なく撮影に支障はないようです。
とりあえず撮ってみました。あれ!?思ったより月が小さいです。車の運転中に見えた月はかなり大きかったように思えたのですが・・・。
F値を大きくしSSを遅くしてみました。月から光が放射線状に出ました。
WBを調整して青っぽくしてみました。
さらに設定を変えると月夜ではなく朝日かな?って感じに。
罐をアップで。
やはりWBを変えてみます。月がとっても青いから~。
サブ機はクロスフィルターを使ってみました。
ラストは機関庫を撮りこんで29612を正面に。車のテールランプでしょうか、赤い光当たって赤プレのように見えます。
最後はモノクロに仕上げてみました。
暗いのでAFは苦労してました。手動で合わせてみましたが老眼にはつらかった。
初めての満月コラボは思ったようには行きませんでした。また来月にチャレンジしてみましょうか?