青春18きっぷの旅2020春 その2-13 | 続アメマのおとしもの

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宇部線、小野田線を乗り継いで新山口から小野田にやって来ました。山陽本線の乗り換えまで、しばしホーム上を探索。

 

 

とにかくホームが長い!山陽新幹線博多開業前は、山陽本線にも優等列車がバンバン走ってまして、ここ小野田にも急行列車が停車してました。今では短編成の普通列車ばかりで・・・。

 

 

 

跨線橋も国鉄時代のモノで、なかなかも年代物。

 

 

 

ありました、跨線橋の建造年月が!1960年5月に友田組によって作られたもの。今から約60年前で、支柱も古レールですね。

 

 

 

このホーム上屋が変に気に入りまして、レールに対して左右非対称な造りです。窓枠的なものもあるので、売店かうどん・そば屋でもあったのかなと想像します。

 

 

 

この上屋の軒も長い板と短い板を互い違いにしてるのが、なんとも芸の細かいこと。

 

 

 

柱にありました、国鉄建物財産標。意外とそんなに古くなく、昭和33年12月になってました。

 

 

 

ホーム上の探索をしているうちに、山陽本線下関行の115系4両編成が来ました。

 

 

 

さて10時9分に小野田を出発した普通列車。座らず前面展望するのは、遺構を見るためです。かつて小野田~厚狭間には貨物列車の為の線路がもう一本並走しており、これは美祢線から宇部線へ石灰石を運ぶための貨物列車が走るためでした。下り線の左のスペースがそれです。

 

 

 

ここは雑草もなく、線路跡が分かりやすく残っています。

 

 

 

最大の遺構はコレで、第一二ノ瀬橋梁(昭和43年3月竣工)。上り線と下り線を貨物列車が平面交差すると、本線の旅客列車のダイヤに支障をきたすため、それを避ける策としてここで本線を乗り越えるのです。

 

 

 

次回につづく・・・。