皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

今日は連休明けの出勤という事で疲れ気味です…。ということで小ネタだけで済ませたいと思います。

 

調べ物で久し振りに時刻表を眺めておりました。1980年の時刻表で国鉄解体まであと7年という時期のものになります。今も活躍するキハ47が表紙に写っており、個人的にはついこの前の時刻表のように思えてしまいますが…。

 

 

↑良く見ると「冷房のある臨時列車一覧」というのが特集で掲載されているようです。今では鉄道車両の冷房は当たり前で、JR線で非冷房というと北海道の普通列車の一部にしか見られません。なので「冷房のある臨時列車」というだけで特設ページが設けられるという事は、当時いかに冷房車が少なかったかがお判りいただけるかと思います。

 

1980年というと普通列車の冷房化は都市圏の電車以外はキハ66・67や417系くらいしか無い時代でしょうか。急行型はキハ58系の冷房化が打ち切られた年で、中部地区以西ではかなりの冷房化率を達成していた頃です。電車急行は格下げされた153系以外はほぼ冷房化されていたでしょう。客車は旧客は当然非冷房ですね。なので当時は臨時列車とは言えかなり冷房化率は高かったと思われます。

 

また、この「冷房のある臨時列車一覧」の上の「房総各線夏ダイヤ」というのもさり気なく懐かしいですね。当時は房総地区の夏季輸送は鉄道のシェアが高かったので臨時列車の本数も多く、このように「夏ダイヤ」が組まれていたのでしょう。現在は優等列車は激減し普通列車もワンマンの2連で運行される状況となり、当時の時刻表からは考えられない状態になっています…。

 

 

ということで今回は久々に見た古時刻表の表紙からも時代の流れを感じました。この先更に数十年後はどうなっているのでしょうね。紙の時刻表なんて無くなっているかもしれませんね。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!