いよいよ電柱を設置します。まずはこちらの第1電柱から。以前ダイソーでドリル刃セットを買ったはずなのがみつからず、キリやら何やらで穴あけに苦戦しました。木工用ボンド多用途を根本に塗って、押し込みました。

 

怠慢して根本のところをタッチアップしなかったのが白く残ってしまいましたが、なかなかいい感じです。

 

 

第2電柱を立てました。

 

 

駅名標が貼ってある第3電柱は、ベースとなるホーム上屋が仮組のため、まだ立てられません。こちらは第4電柱です。ところで、行方不明になっていたダイソーのドリル刃セットが見つかりました。「ああ、これは大事だからこちらにしまっておこう」と思って収納場所を変えたのを忘れていたのでした。トホホ。それにしても5本セットで100円って、素晴らしいですよね。1.5㎜刃を素手でゆっくり回して穴を広げました。

 

固着しました。土台の根本部分もちゃんと着色しています。

 

苦労した小アクセサリーがいろいろあって、いい感じです。

 

こちらは第5電柱です。今と立っている場所が違うので、場所決めに手間取りましたが、幸い、グーグルのストリートビューで、2014年1月の風景がみれるので、こちらの写真を参考にしました。ところで、グーグルマップのストリートビューは、これまでの2014年の写真に加えて、2021年4月撮影の下灘駅周辺の写真が見れるようになりました。晴れてて、お花が咲いてて、きれいです。

 

事物にはすべて名前があって(すみません、何度も書いてしつこいですよね)、電柱から地面に斜めにつながっている線を「支線」、その線についている例の黄色いカバーを「支線ガード」というようです。写真から、電柱と支線の位置を割り出しています。前回書いた、電柱に描いてある白い帯の位置も、この写真から決めました。

 

「支線ガード」をつくります。国鉄箕面線白島駅の火の見やぐらを補修したときと同様、タミヤの3㎜パイプを、ライターであぶって引き伸ばします。昔、TMSのヒント欄に、ボールペンの芯をライターであぶって引き伸ばすというのがあったのですが、その応用です)。中がちゃんと空洞になった、細いパイプができます。直径0.6㎜のあたりを使います。ちなみに、写真のデジタルノギスはAmazonで、1,000円でおつりがくるお値段なので、お持ちでなければぜひ買ってください。

 

タミヤエナメルのフラットイエローを筆塗りしてから、黒線を入れました。本当はゼブラ模様のほうが模型映えするのですが、実物通りの線にしています。どうマスキングするか、けっこう悩んだのですが、油性マジックの腹(ペン先でなく、ペンを寝かせて、という意味です)を使ったら、あっという間に細い黒線が描けてしまいました。

 

実物の長さは2mなので、模型だと13.3㎜です。今回いろいろ作っていて思うのですが、ガードレールとかネットフェンスといった構造物は、2メートル単位のものが多いのですね。日本の建築物は180㎝を基準にしているイメージがあったので、意外でした。

 

「支線ガード」を通した0.2㎜真鍮線の「支線」を立てました。

 

第5電柱を立てました。

 

できました。支線ガードの先端はこの後、ニッパーで切りました。