SL銀河」を降りて、写真撮影などをしていると時刻は15:30。
東京方面へ帰ることもできますが、せっかくなので、隣接している「ホテルフォルクローロ三陸釜石」に宿泊します。
 
ホテルフォルクローロ三陸釜石」はJR東日本グループのホテル。
調べていると、館内に「SL銀河ルーム」という特別なお部屋があるとのこと😊
 
そんな情報を知った以上、他のホテルは目に入らずに、「SL銀河ルーム」を予約してみました。
 
■釜石駅隣接
ホテルフォルクローロ三陸釜石」は釜石駅のすぐ隣。
SL銀河仕様になった、釜石駅の駅舎を眺めつつ早速チェックインします。
 

 
駅を出てから数十歩で、ホテルのエントランスに到着します👣
 
 
館内に入るとロビーです。
その奥には朝食レストランがあります。
 
 
チェックインを済ませ、客室に向かいましょう。
 
■SL銀河ルーム
3階に行くと、客室のドアが「SL銀河」仕様になっているお部屋がありました。
ここがSL銀河ルームです。
 
他の客室のドアは無地なのに、ここだけ派手な感じ✨✨
通りかかったら、思わず二度見しそうな感じです。
 
 
SL銀河ルームは2室あり、もう1つのお部屋のドアはデザインが異なります。
 

■室内
では、早速室内に入ってみましょう。
SL銀河ルームは、ツインルームです。
 
 
 壁面は、車内の装飾を思わせる造り。
 
 
ところどころに、猫のオブジェがあります。
そういえば、アニメの「銀河鉄道の夜」では、主人公のジョバンニとカムパネルラは、猫のキャラクターで描かれていましたね。
 
 
この部屋で、自分にとって「ほんたうのさいわひ(本当の幸い)」って何だろうって考えてみるのもいいですね。
私にとって「ほんたうのさいわひ」は.....。
 
 
さて、壁面には、いくつもの額が飾られています。
SLの車内にもあった「星めぐりの歌🌠」の歌詞や、宮沢賢治が好んで描いた「ふくろう🦉」の額があります。
 
 
こちらのエリアには、SL関係の写真やイラストです🎨
 
 
「SL銀河」に乗った余韻に浸るには、十分な環境です🚂
 
茶器は、岩手県の伝統工芸品の南部鉄器になっています。
使う機会はありませんでしたが、冷めにくいだけでなく、鉄分が溶出するので、体にもいいのですよね😌
 
 
もう1室のSL銀河ルームも、ほぼ同じ造りですが、細部が異なっているとのことです。
 
 
■最大の価値は?
SL銀河ルームはインテリアも素敵なのですが、最大の価値は、目の前に留置されるSL銀河の客車を一晩中見られること🌃

銀河鉄道の夜」ですから、夜にこの客車を眺めていると、妄想が広がること請け合いです。
 
 
低層階の3階に「SL銀河ルーム」が設けられているのは、車両を近くで見られるようにするためかもしれませんね😉
 
また、客室の半数近くは線路側ですので、一般客室からも、こんな景色が見られるかもしれません。
一般客室の場合は、予約の際に「列車が良く見える、線路側の低層階」をリクエストしてみてはいかがでしょうか?
(確約はできないと思いますが、希望を伝えるのは可能だと思います。)

また、最上階には、露天風呂付の大浴場があり、宿泊客は無料で入ることができます♨️
線路が近いので、露天風呂に入りながら、ディーゼルカーの音やにおいを感じることができるので、テツ向けのお宿といえますね😎

 
■おまけ(釜石の美食)
ホテルフォルクローロ三陸釜石」は1泊朝食付なので、夕食は外に食べにいくことになります。
居酒屋などがある繁華街的な所は、徒歩だと15分くらいとのこと。
 
移動は面倒なので、ホテルのすぐ近く、サン・フィッシュ釜石の2階にある「和の膳 みや川」さんにお邪魔しました。
(今回は予約なしで押しかけてしまいましたが、夕食は予約制です。)
 
安っぽい建物のテナントなので、入るまでは心配だったものの、素晴らしい食材と、職人の技に圧倒されました。
 
まずは、「お造り盛合せ」。
ひとつひとつが新鮮で厚切り、美味しいこと、美味しいこと😋
 
メカジキのお刺身なんて、初めて食べました🐟️
 
 
こんな肴ならば、いくらでもお酒が飲めそうですね🍺🍶🍷
 
もう1品は、深海魚の「ドンコ」フライ。
食感は「ふっわふわのサックサク」で、思わず笑みがこぼれます😋
ソースやタルタルソースもありますが、そのままでも大満足の逸品です。
 
 
お料理ともに、「漁師さんからのメッセージ」ですとQRコードが渡され、佐々木さんという漁師さんの動画を拝見しました。
船の上ですぐに氷詰めにして、お店まで直接運んでいるのだそう。
美味しくないはずがありません😊
 
「地産地消の極み」ですし、釜石ガストノミーを満喫しました。
 
↓釜石の宿泊は絶対にココ↓
SL銀河ルームの設定はありませんが、ツインルームで予約後に電話でホテルに相談してみてください。
(空室があり、差額を現地精算すれば、振替してもらえるかもしれません)。