19 DLやまぐち号

「C57 1」「D51 200」の両方が使用できなくなった2021年の「SLやまぐち号」は，「DLやまぐち号」としてシーズンの大半を運転，新たなシーンを提供し，一定の役割を終えて，いよいよ9/20が最終運行となります．筆者としては乗車・撮影は十分であると考えており[1]，大正通り踏切での入れ替えシーンを撮影するにとどめました．ここでは入換する列車が普通列車に「抜かれる」シーンを見ることができます．

実は入場しなくてもある程度機関車を間近で見られるようになっていました．

「DL・SLやまぐち号」の運行を含む一連の地域イベントは「山口ゆめ回廊博覧会」と称してまとめて紹介されています．新山口駅はまさにその拠点といえ，木彫りの船のオブジェが設置されていました．

「DLやまぐち号」には大変お世話になりました．ここに，筆者の「DLやまぐち号」関係の記事をまとめて紹介します．

2021年以外のものは以下です．

一連の運行はDLの希少性が認識される結果となりました．SL共々老朽化が激しいため，今後もメンテナンスの時間・人員を確保する観点から積極的に運行されると良いのではと筆者は思います．

[1]：いわゆる「お立ち台」などでの撮影は特に夏季は数時間も待機するには暑すぎたこと(マスクをしているので熱中症の危険も増しています)，撮影者の方々で密集することから見送っています．実際に，沿線では遠方からの撮影者の方々が少なくなっていることを考慮すると，過去のSL重連運転・ジョイフルトレイン(青い12系含む)での運転と遜色ない撮影者の方々が集まっていました．

金屋代かずおのお部屋

周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています．

【残り1往復】2021/9/19 DLやまぐち号