さてさて。

9月の長津田見聞録でございます。昨日から、東武博物館訪問のシリーズ記事「墨東奇譚2021」をアップしておりますが、長津田見聞録と恩田報告に限っては、速報性を重視しますので、「墨東奇譚2021」シリーズを一旦休止し、長津田見聞録と恩田報告をアップさせていただきます。何卒ご了承くださいませ。

 

いや~、久しぶりにスカッと晴れました。ここまで晴れると流石に暑いですが、真夏とは違いジメジメとした暑さではないので、それほど苦にはなりません。

 

いつものとおり、まずは「谷底」を覗きます。今日は…。

 

在線なし

 

今日は何もありません。

ちなみに、写真は撮影しませんでしたが、電車内からこの建屋内に8637Fが収容されているのを確認しております。

 

それでは検車区を俯瞰。

8500系はどうしている…と思ったら、あと2本が留置されていました。

 

屋根上のクーラーの形状で8500系であることがわかる

 

正面やや右だけではなく、左端にも8500系編成が留置されているの、お分かりいただけるでしょうか? この2編成は、いずれも先頭車両が非軽量構体の編成ですから、8622Fと8630Fでしょう。8637Fは前述のとおり建屋内に取り込まれていましたし、8631Fは運用入りしているという情報にも接しましたので、今日稼働している8500系編成は1本のみということになります。

 

それでは突端へ。

途中では、3020系の中間車が留置されている光景。

 

この光景も変わらない

 

目黒線~都営三田線・南北線~埼玉高速鉄道(SR)の8連化はどういう順番で進められるのでしょうか。恐らくですが、都営三田線が早いような気がします。なぜかというと、都交通局は6300形の後継者(車)である6500形を最初から8連で投入しているから。ことによると、都営三田線直通は8連、南北線~SR直通は6連となる気もします。ただ相鉄との相互直通運転も始まりますから、それもどうなるか。

 

突端の写真。

2020系と5000系ばかりになり、8500系の姿は見なくなりました。

 

これも時代か

 

8500系もあと残り4編成。完全退役へのカウントダウンは始まっています。

 

上記の並びを別角度からもう一発。

 

見慣れない車両が

 

何だあれは。

 

赤+白+紺の帯

 

これが、噂されていた3000系の増結用中間車でしょう。

それにしても「20年落ち」の編成に、今ごろになって新造中間車ですか…。管理人はてっきり、3000系と5080系は編成を組み替えて、足りなくなる分は3020系を投入するのではないかと思っていましたが、当ては完全に外れました。

この中間車、オリジナルの3000系とは異なり、5000系列の構体となっているようです。

 

これは目立つかも

 

5000系列の構体の作り方は、ステンレスカーとしては「第3世代」として、「第4世代」Sustina(サスティナ)よりも世代的には古くなっています。なぜ「1世代前」の構体を採用したかといえば、それはコストダウンのためでしょう。この作り方の方が、Sustinaよりもコストが低く抑えられるものと思われます。

しかしオリジナルの3000系とは全く異なる車体断面と構造…これは編成中に組み込まれるとかなり目立ちますね(^_^;)

なお、車内は大型袖仕切りが設置されていることと、扉の上にはLCDディスプレイが2基設置されていること以外は確認できませんでした。

 

そしてこちらは、東横線用の4102Fと5169F(右)。

 

なぜこの2編成が?

 

あるいは相鉄乗り入れ対応改造の関係か?

 

今回の総括。

3000系の増結用中間車を見ることができたのが最大の収穫ですが、それ以外はあまり収穫といえるものはありませんでした。

今後、8連化がどのように進められるのか、相鉄との相互直通運転の運転系統がどうなるのか、推移を見守っていきたいところです。

 

この後管理人は、長津田駅まで歩き、恩田(東急テクノシステム・長津田車両工場)を目指します。