撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

三岐鉄道 伊勢治田(2011.9.18) 旧西武 101F、103F 並び

2021年09月18日 10時55分42秒 | 中小私鉄
10年前に三岐鉄道三岐線 伊勢治田駅で列車交換のために並んだ旧西武401系の三岐鉄道101系を撮りました。
1枚目は伊勢治田駅で並んだ右側はクモハ101(旧西武クモハ402)の普通 近鉄富田行き、左側はクモハ103(旧西武クモハ406)の普通 西藤原行きです。



2枚目は後追いで、丹生川駅に向かうクモハ102(旧西武クモハ401)です。



3枚目は順番が逆ですが、伊勢治田駅に差し掛かるクモハ104(旧西武クモハ405)です。



これまで伊勢治田駅構内の留置車を紹介しましたが、撮っているときに丁度、列車交換の時間になったので、その光景も撮りました。
列車交換の車両は、どちらも旧西武401系の101系でした。
西武401系は、元々は701系の増結車として1964~68年に登場した411系でした。
701系はカルダン駆動車でしたが、411系は製造コストを抑制する目的で国鉄より払下げを受けた主要機器を搭載する吊掛車でした。
1959年に登場した451系と同様の20m級全金属車体の3扉構造で、前面は国鉄101系に類似した切妻形状でした。

451系や先日紹介した571系は吊掛車のまま西武で運用されて引退しましたが、411系は1978年~以降に冷房改造、主要機器換装により高性能化改造されて401系に改称され、701系の増結車として活躍しました。
701系の引退とともに1990~97年に西武では引退しましたが、2両編成の冷房付き高性能車両で使い勝手が良く、改造後の経年が浅かったこともあり、近江鉄道に15編成、上信電鉄に1編成、三岐鉄道に3編成と全編成が譲渡されました。
三岐鉄道には401、405、409編成が1990~93年に譲渡され、101、103、105Fとして現在も活躍中です。
なお、101Fは2020年から窓周りが緑色で窓上と窓下が紺色の旧三岐カラーの復刻塗装で運用されています。


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