こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、間もなく実車が引退を迎えるオール2階建新幹線Max E4系の話です。仮設の車輪を正規のものに交換..だけにしては例により?色々ありました(笑)。

 

東北新幹線時代の黄帯塗装KATO 10-292,293が各2セット、計16両が在籍しています。P2(改番車)、P23編成としそれぞれ単独運転も出来ますし、併結16両運転をやったりもします。

 

今回やったのは階下にも室内表現が入る優れモノ動力車、動台車の車輪交換です。写真右側、仮設で黒色車輪を使っていました。

 

これはE4系の1編成目導入時、集電向上を狙って2輪あったトラクションタイヤを1輪にするのに、ゴムの溝を切っていないディスクブレーキ銀車輪が無かったので、手持ちにあったキハ181系の黒車輪で代用していたものです。細かい話ですが銀のディスクブレーキ付車輪で統一されたE4系にあって1輪だけ黒い というのは何かイマイチでした。

 

その後色々整備して集電は良くなったのでゴムタイヤを戻す手もあったのですが、今度は併結運転をやる際、ゴムによる摩擦係数稼ぎは必要最少限が望ましい と考え1輪のまま行くことにしました。2両の電動車に微妙な速度差が生じた場合、ゴムタイヤによる踏ん張りが強いほどモーター車間に繋がる車両に前後方向の力が強くかかり、脱線等の原因になります。

KATOのE6系新幹線こまちの動力車にゴムタイヤが付いていないのもE5系との併結運転を考慮しての設計と思います。坂を上がれる範囲でトラクションタイヤは極力少なく..がいいと思います。特に高速走行する新幹線車両ですからね。

 

どっかで見つけたら新幹線の台車パーツを買って車輪を交換しよう...と思っていました。そんな折量販店サイトで目に付いたのが100系新幹線の台車でした。ダブルデッカー車の台車ですが、用があるのは車輪だけだから何でもいいや と思い別の買い物ついでに購入しました。(余談ですが100系再販の前に購入、前ロットのパーツと思われます。) 

 

しかし手に取ってみると..

ありゃー、車軸の長さが違う...

左が100系パーツ、右がE4系から外したゴムタイヤ車輪です。やっちゃったー。

新幹線の車輪なら何でも同じだろうと思ってたのと、100系は10-354~、E4系より品番が上=後からの発売と思ったので、まさか車軸長タイプが使われていると思いませんでした。

 

100系のAssy表を確認してればビス止め台車=車軸長かも?は想像できた筈ですけどねー..失敗しちゃった..(汗)

 

仕方が無いので別の機会に買い直しました。今度はE5系の台車パーツです。これなら所有しているので車軸短は確認済みです。

 

動力台車をバラシて黒車輪を交換しました。曲折はありましたが目的達成😅です

 

気付いたのは、E4~E6系の台車は集電銅板の車軸受部が深いのに短軸車輪適合です。右の24系寝台車用TR217(短軸車輪のスナップオン仕様)と比べると深いですよね。これも高速走行に適した工夫?何でだか想像つきませんが、設計を変えてあるということは何かあるんでしょうねー。

 

車輪は8個中2つしか使わないので、ついでに?ゴムタイヤ無しだったら?というテストもやってみましたが、スリップしまくりで全然ダメでした。片台車駆動(写真右側)だもんなー。

 

といいつつ1階にも室内表現が入る特殊構造動力車のため、私の知るNゲージでは最高クラスの100g近い重量があります。1/160スケールで実車に換算すると405t相当!、軸重も大きいですからひょっとして行ける?と期待したんですが...私のレイアウトではトラクションタイヤ1輪が必要最少限みたいです。(勿論勾配のキツさなど条件によって異なります。)

 

余計な買い物を1つすることになっちゃいましたが、懸案が片付きました(笑)。

100系のパーツは保管しておきます。いつか陽の目を見る機会はあるかな?

新幹線車両はJR東日本系から と思ってますので。

なお余計な心配かもですが、KATOから再販の100系新幹線”グランドひかり”はフル編成16両にモーター車1両の設定なんですよね。坂上がれるのかな??

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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