撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

JR東海 河曲(2011.9.18) 213系 H9編成+H10編成 快速 亀山行き

2021年09月14日 22時02分18秒 | JR各社
10年前に、JR東海関西線 河曲駅で213系5000番台の2両編成が2編成連結された4両編成を撮りました。
1枚目は、河曲駅に差し掛かるH10編成のクモハ213-5010の快速 亀山行きです。



2枚目は後追いで、河曲駅に停車するH9編成のクハ212-5009です。



3枚目は、大型トイレを設置のためクハ212-5009の車端部の2枚1組分のユニット窓と戸袋窓が目隠しされた様子です。



213系は建設中だった本四備讃線(瀬戸大橋線)直通の快速列車用として、先に登場した211系をベースに開発された旧国鉄として最後の新系列車両です。
213系の前面は211系に準じた額縁スタイルですが、ステンレス車体の側面は片側2ヶ所の両開扉、2枚1組の一段下降式ユニット窓が設けられており、117系と211系の折衷的な構成となっています。
0番台は国鉄の分割民営化直前の1987年3月からJR化された1988年にかけて、岡山地区に登場しました。
5000番台は近鉄に対抗して関西線の輸送力、サービス改善を目的として、当時、運用されていた165系を置き換えるために、1989~91年に2両編成×14編成が登場しました。

5000系の関西線での運用は、313系の登場やワンマン運転化の影響で徐々に減りました。
2011年からは飯田線への転用改造の準備のため、大型トイレを設置、車椅子スペースの増設、乗降扉に半自動回路を追加などの改造が順次進められました。
この年の10月には関西線での運用から撤退して、全車が飯田線に転属し、現在でも活躍中です。
JR東海では2021~25年度に315系の導入が発表されており、213系も211系と同様に順次、引退が予定されています。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。