東急3000系新製中間車6両甲種輸送 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

今日の逗子発で、東急目黒線で活躍する3000系の8両編成化用の中間車6両がJ-TREC横浜事業所で

落成し、明日昼到着となる長津田に向けた甲種輸送が実施されています。

3000系としては、実に20年ぶりの新製となります。


ところが、当の6両は実は去る9月4日の未明、改造入場する5080系5186Fと入れ替わるように既に

J-TRECを出場、神武寺駅のいつもの側線になんと10日に渡り留置されていました。

J-TRECの構内が新製車や改造車で輻輳しているのだろうか、それとも??

いずれにせよ、今までになかったことで注目されましたが、鉄道ダイヤ情報誌に掲載がされていた

予定通りの日程、時刻にて輸送が開始されました。


…それもあってか、J-TRECとの行き来が多い東急電鉄の甲種輸送の中では、結構注目度高め。

それを察知していたので、自分も柄にもなく有給休暇まで取得して動くことにしていた。


…それでも、神武寺から動くところまでは撮らなかった。

既に8月から記録を積み重ねている案件との天秤をギリギリまで掛け、そちらのほうも当初案から

大幅に変更を掛ける中で、逗子もしくは横須賀線内まで行くことは直前に取り止めたのだった。

それは、山の根踏切が廃止になったこともあるが、一番は最近不安定な天候にあった。

ことに、ここのところの休みの度の天候の悪さには、ちょっと辟易してしまう。

次の三連休も、台風崩れの温帯低気圧が来る可能性もあるというし…


…ということで、今日最初に撮影したのは根岸線に入って磯子駅からとなった。

14:15頃、通過。


ただ、かなり久しぶりに根岸線界隈へ、それも関内から先は数年ぶりだったのだが、以前に比べて

随分と状況が変わってしまっていて、それに翻弄されてしまった。

桜木町駅南側に新南口ができているのも知らなかったし、他駅のホームの状況も記憶違いが多数。

時間の制約もあり、中途半端な撮影になってしまったのだった。


しかしそれと同時に、どうせ同様の輸送は少なく見積ってもあと3回はあるのではないかとも考え

今回は優先順位を下げておくことを、磯子駅での撮影後に移動しながら決めた。

ただそれはあくまで自分基準であり、以降周りの過熱ぶりとのギャップに苦しむことになる。



移動は横浜から横須賀線に乗り換え。

新鶴見では、先に行った甲種輸送編成から今回の牽引機DD200-3号機が解放されていた。


さて次は南武線内での撮影を考えたが、府中本町〜立川間では既に早くから撮り鉄が集結。

特に西府は早くから脚立が乱立。

懲りない密な集まりがそこにあり、一気にテンションが下がる。


結局、府中本町の南武線下りホームでサクリと記録するのみに。

ちなみに牽引機はEF210-113号機にチェンジ、16:40定刻通過。


立川では33分停車中に追いつき、先行。

ここでは脚立も消え、それとなく落ち着きを取り戻す。


改めて車体を眺めると、言われていた通り5000系列と似ているようだ。

今回は第1・11・13編成の4・5号車にあたる車両が甲種輸送された。

確かに、3000系最初の製造時点で容易に8両編成化できるように設計されていると言われていたが

まさか製造から20年以上経って、それが現実のものになるとは予想できなかった。


そして、八王子17:38定刻到着。

ここも、注意喚起の放送が度々流れるのはもはやマストではあるが、南武線界隈に比べたら格段に

落ち着きを取り戻した雰囲気がそこにはあり、また逆に戸惑ったのでありました。





EF210が切り離され、HD300が接近してきたところで今日の撮影はほぼ終了。

ここから次なる目的を見つけて、さらに転戦を仕掛けていく。


19:12、八王子駅。

最後は、入換が済んで眠りについた姿を、相模線205系と組み合わせる。

明日、11日に及ぶ長旅を終えるその時まで、どうか無事故で!