相模線全駅間歩き その10・寒川神社と寒川支線に立ち寄って | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その9からの続き

 

-宮山(16:06)-寒川(16:51着)-

 

 

倉見駅の先で東海道新幹線の高架をくぐりました。

 

そのまま進んで、県道46号に合流しました。

 

 

 

工場やらロードサイド店やらが続く道でしたが、

宮山駅へアプローチするべく、写真奥に見える青看の先で離れました。

 

 

 

落ち着いた雰囲気の道を進むと、

宮山駅前交差点が見えてきました。

 

駅前にコンビニがあるとはいえ、駅は少し奥まった場所にあるため、

思わず通り過ぎてしまいそうになりました。

 

 

 

宮山駅に着きました。

 

寒川神社の最寄り駅ですが、静かな無人駅でした。

初詣の時期には今歩いて来た道に交通規制が敷かれるほど賑わうそうですが。

 

 

 

駆け足でホームも撮影。

ホームは1面1線の単式です。

 

 

 

実はまだ寒川神社は行ったことがありません。

次の駅へ向かいがてら寒川神社へ行ってみましょう。

 

寒川大橋を渡って少し進むと、右手に茶屋が見えてきました。

 

 

 

カーブせずにまっすぐ進むと、寒川神社の入口に到着。

こちらは神池橋と三の鳥居。

 

 

 

そのまま緑の参道を進むと、

寒川神社の本殿が見えてきました。

 

寒川神社は相模国一宮として知られ、1,600年もの歴史を誇るそうです。

この日は晴れた土曜日にもかかわらず、参拝客は少なめ。

コロナだけじゃなくて、ちょっと遅い時間というのも影響しているのかなと。

 

 

 

参拝を終えたら、そのまま参道を南方向へ。

大きく立派なこの鳥居は二の鳥居。

 

 

 

 

道はそのまま林の中に入りましたが、これが寒川神社の表参道。

表参道といえばお店が連なる賑やかなイメージがありますが、

林に囲まれた表参道は神々しさを感じますね。

 

そんな表参道が車道として使われてるのは

車社会だから致し方ないか。

 

 

 

林の終わりに一の鳥居。

かつてはここから先が寒川神社の境内だったわけです。

 

その先には相模線の踏切。

相模線は神社の境内を迂回していたのでしょうか。

 

 

 

踏切を渡りましたが、

寒川駅とは反対側に延びる緑道に寄り道。

 

 

それにしてもこのカーブ、

なんだか線路っぽいですよね。

 

そう、この緑道は相模線寒川支線の線路跡です。

寒川支線は寒川駅と西寒川駅を結ぶ1.5kmの路線でした。

1984年に廃止されましたが、末期は1日4往復の運行だったそうです。

 

 

 

足を東へ向けて、相模線の線路まで戻りました。

ちょうどこのあたりで寒川支線が本線から分かれていたようです。

 

 

 

奥に見える踏切を渡って、

線路の北側に出てみたいと思います。

 

手前の空き地は線路跡…ではなくて、建物の跡のようですね。

このあたりまで進むと、寒川支線は本線に合流していたようです。

 

 

 

奥に見える交番を右折すれば寒川駅…のはず。

 

周囲は区画整理が行われたそうで、街並みはスッキリしていますね。

ここまでスッキリすると、なんとなく味気なさも感じてしまいますが。

 

 

その11へ続く

 

 

宮山駅手前から寒川駅先までのGPSログ(1/25,000)です。

 

寒川神社から南へ下って踏切を渡ったところで、南西方向に寄り道しました。

ログ線の先に道が大きな円を描くように続いていますが、

この道が寒川支線の線路跡です。