車内は閑散とし、こんな感じでまったりムード。

 

 

睡魔が襲い、さらに退屈してきたので、後面展望をしばらく楽しみます。

 

 

 

 

人工物のほとんどない大自然を満喫。これだけで『非日常』を味わえる北海道・・・ サイコーです。

 

さすがに疲れてきたので席へ戻ると、なかなか面白いものが見れました。

 

 

後ろ姿も体型も瓜二つの2人w。全くの他人と思われるのに見れば見るほど激似で、イケナイとはわかりつつ、こっそり写真に撮ってしまいました。でもいくら顔が映っていないからといって、こんなのはダメですね。もうしません、反省してます・・・

 

乗る客も降りる客もなくずっと進んできましたが、8時16分到着の川湯温泉駅で、おじさんが1人降りていきました。そして入れ替わるように別のおじさんが1人乗車。

 

 

 

ここはその名の通り川湯温泉の最寄駅で、道東屈指の景勝地である摩周湖と屈斜路湖の中間地点に位置します。駅舎こそ立派ですが、人の気配はほぼ無く、乗降があるのは意外でした。

 

8時33分到着の摩周駅からは、高校生を中心に多くの若者が乗り込んできました。ここは弟子屈町の中心駅。今日は土曜日で、おそらく釧路市内にでも遊びに出掛けるのでしょう。

 

それにしても寒い! 稚内以来、この旅何度めかのパーカー登場で、寒さを凌ぎます。

 

 

列車は釧路湿原の中をひたすら走り、一路釧路駅を目指します。

 

9時20分到着の塘路駅では9分停車。

 

 

 

時間があるので、駅前に出てみます。

 

 

 

なんとも北海道らしい駅前風景。雪の降る冬場はもっと寂しい雰囲気になることでしょう。

 

それにしてもこの『9分』という停車時間は、個人的にはとても残念。駅訪問も趣味とする私は、同一列車において長時間停車の間に改札を出た際は、10分以上の停車に限り、訪問したとみなすマイルールを定めています。あと1分・・・ 惜しくも訪問認定ならずです。他人から見たら何ともばかばかしく、どうでもいいことなのでしょうが、こればかりは私の性分。仕方ありません。

 

根室本線と合流し、東釧路駅には9時55分の到着。

 

 

ここで何組かの若者が下車していきました。終点まで行かないのは意外でしたが、写真からもわかるように、この辺りはすでに釧路市街地の中。目的地によっては、ここで降りる方が近いのかもしれません。

 

網走駅を出発しおよそ3時間半、終点の釧路駅には10時ちょうどの到着です。

 

 

 

 

道東の中心釧路市の代表駅で、古いながらも立派な駅舎。国鉄時代に建設されたいわゆる民衆駅で、構内にはいくつもの地元のお店が入居しています。週末ということもあり、どこもそれなりに賑わっているようでした。

 

 

次に乗るのは釧路発11時12分の根室行き快速ノサップ号で、1時間ほど時間があります。その間に駅弁と釧路名物のザンギを購入し腹ごしらえ。朝食抜きの胃に、美味しさが染み渡ります。

 

これから根室まで往復し、夕方には戻ってくるのでコインロッカーにリュックを預け、身軽になり再び駅構内へ。

 

こちらが快速ノサップ号

 

 

北海道でおなじみの車両で、今朝網走から来たものと同じ形式でした。

 

 

ですが車内は先ほどとは異なり、転換クロスシートが並びます。

 

発車時刻が近付き乗客も徐々に増えていき、およそ半分ほどの席が埋まり釧路駅を定刻に発車。

 

釧網本線とともに絶景路線として名高い『花咲線』の旅が、いよいよ始まります。