皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

昨日は、Tomixさんから発売されたばかりの(元)北海道ちほく高原鉄道のCR70・75が届いていました。

 

 

昨日もご紹介した通りこの製品は同鉄道廃止後の保存を行っている「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」の車両として発売されており、その中でも旧塗装時代に復元された車両がモデルになっています。

 

なおこの路線は会社名が「北海道ちほく高原鉄道」、路線名が「ふるさと銀河線」と長いので、地元では単に「銀河線」とよく呼ばれていました。

 

銀河線は基本的に単行運転が多いものの、北見方のラッシュ輸送は3連もありなかなか魅力的でした。北見に住んでいた当時朝の通学列車が4連から3連に減車になり、当時は学区や行先の高校によって乗車する車両が暗黙の了解で決まっていたらしく、減車されたことにより当初は混乱を招いたというエピソードを訓子府在住の人から聞いたことがあります…。

 

銀河線は朝一の北見発置戸行きと、その折り返しとなる置戸発北見行きの始発が通学列車でした。この列車は置戸付近で朝7時頃の通過となり、常紋を朝8時半過ぎに通る石北貨物を撮る前によく立ち寄ったものでした。

 

↑朝一の3連です。西訓子府付近には「ハエタタキ」の形状を残した通信柱があり珍しい存在でした。

 

↑同じく西訓付近だったかな。既に記憶が曖昧です。3連の最後尾が999号ですね。

 

↑快速「銀河」です。北見からはるばる帯広まで結んでいました。北見周辺の大都市というと旭川・釧路・帯広とありましたが、帯広は最も地形が緩やかという事もあり買い物に出かける機会も多かったと記憶しています。釧路・旭川は険しい峠を通らないといけませんからね。さすが北見に最初に来た鉄道が池田から銀河線経由の当時の網走本線であっただけのことはあります。

 

↑境野~豊住の俯瞰ポイントです。ここは風景が良いのでよく通いました。この時は先頭に999号が入ったのでガックリしてリベンジした覚えがあります。このポイントは実は金華駅(現信号場)から約15km、20分弱くらいしか離れていませんので石北貨物とよく掛け持ちしたものでした。朝一の3連を7時頃ここで撮った後常紋峠に入っても、8時半頃の貨物には十分間に合います。

 

北見在住で石北貨物を撮っていた頃、当地を訪れる方は沢山いらっしゃいましたが銀河線にまで足を運ぶ方は殆どいませんでしたね。なかなか魅力が伝わりづらい路線だったかなと思います。

 

そんな銀河線も廃止されて既に15年が経過し、既に記憶から消えつつある鉄道です。そんな車両が模型としてバリ展再販されるのは良い事だと思いました。久しぶりに当線を思い出し懐かしくなりました。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!